すべては私が悪いのです。
天ぷらをのんびり食べ、道を間違え、かき氷にまったりしすぎ…。
最後は、高尾山頂に登れば、縦走路のピーク全制覇なのですが。
友「時間がヤバいわねぇ。高尾山薬王院、17時で閉まっちゃう」
すると、どうなるの。
友「迂回して山道を降りることになる」
すると、どうなるの。
友「ケーブルカーやエコーリフトの最終に間に合わないかも」
うえっ。
友「自力で降りるならいいけど」
アップダウンが少なかったとはいえ、行く先々で食べたとはいえ、さすがに20キロの山道を歩いてきたのは、足に来ておりました。
無理無理。高尾山は、十日前に登ったからいい。
友「エコーリフトの最終が16時半。頑張ってそれを目指そう」
最終に滑り込みセーフ。
いやー、素晴らしいね、文明の利器。
友「だから、陣馬山から帰ってくるコースで正解だったでしょ」
おみそれしました。あ、着いた。良かったー。家に着くまでが遠足とはいえ、やはり下山するとホッとする。帰りに事故るのってこういうタイプだよね。
友「ホッとしたらお腹すいた」
私のセリフを取るなんて。
もはや店名を覚える気力も控えておく体力も無かったのですが、高尾山口駅前商店街の蕎麦屋さんでした。
もう目の焦点が合わない。
食べていても味がわからない。
友「早く帰んなさいよ」
高尾山から宇都宮はとっても遠いのです。
新宿まで戻った地点で気力体力尽きました。
どうしよう、中央線で東京駅までいって新幹線で帰ろうか。いや、ゼイタクすぎる。
でもこの時間では、きっと電車満員。宇都宮まで立っている体力がない。
湘南新宿ラインのグリーン車という「次善のゼイタク」を選択しました。
さっきの蕎麦では足りなかったので(スマホの歩数計をみたら、ビル60階分登ったことになっていた)
高尾山駅前で投げ売り状態になっていたお弁当を買ったのを車内で食べました。
おにぎりと鳥唐は正義!
次の日は想定通り、一日寝てました。
これで最終回なのですが、次回は「高尾山で○○を」。番外編です。