1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

September 2009

以前から読んでみたい本があったのですが、非売品で、栃木県内の図書館どころか

国立国会図書館にもおいてない(_ _。)


しかし、その事故の起きた県である群馬県立図書館にだけはあるのを見つけたのでした。

でも、前橋は遠いよー。自力で行けるだろうか。

と思ったものの、シルバーウイーク中だし、遠距離ドライブで疲れても、翌日寝込めるなーと

思ったので、がんばって行ってきました。


やっぱり50号は怖かった。

さらに、前橋は全然土地勘がないので、ランドマークな建物であるのに見つからない。

ベソかきながら道を質問したら、懇切丁寧に道を教えてくださって地図までくれた

S薬局の皆様、ありがとうございます(T▽T;)


1000円グルメの日々in宇都宮


というわけで、無事についた群馬県立図書館。

ここにだけ一冊ある…

1000円グルメの日々in宇都宮


『救護体験記―60・8・12日航機墜落現場から』
(日本赤十字社)


これが読みたかったのでした。

日航機墜落の時の遺体確認時の人間模様をいろいろ本で読んでたのですが

それらの本には必ずといっていいほど

「日赤の看護師さんの献身的な仕事はすばらしかった」

と書かれているのでした。看護師さんサイドの話を読んでみたいなーと思っていたら

文集の形で出ていて、それが、事故の現場となった群馬県立図書館にだけ

納められていたのでした。さすが地元…と思ってページをめくったら

これ寄贈なんだ(@@;


小説やルポではないので、技巧に走らず、素直に感情を伝えているので

それゆえに胸に迫ってきます。

私、群馬県だけの日赤が携わったのかと思ったら、栃木をはじめ関東甲信越の日赤に

招集がかかったのですね(@@;


群馬の看護師さんは、事故当初から救護活動に携わったので、四人の生存者の

看護の話も出てくるんですが、他県の看護師さんたちは、遺体検死の援助として

招集されたとのこと。

若い方は「生きている人を助けるのが看護師だと思っているので、正直最初は戸惑った」と

素直に書いてらっしゃいました。


で、やはりこういう極限状態は人間ドラマがあると思うんですが(それを知りたかった)

看護師さんたちもやはりいろいろあったようで

緊張のあまり、来る途中の車で酔ってしまった看護師さん、

逆に、帰りの車で緊張の糸が切れて酔ってしまった看護師さん、

夜、自分の周りを、日中見た遺体が踊ってる夢を見てしまい、仏具一式を買ってしまった看護師さん

遺体が蘇生した夢を見て「生きてるぞ!」と寝言を言った外科医さん、

「もっと大切に遺体を扱いなさい!」と寝言で叫んだ婦長さん

等々の飾らぬ言葉による人間模様は、やはり、感動というと適切ではないかもなのですが

胸に迫ってくるのでした。


最後は、段ボールや新聞紙を使った「整体」の写真図解で終わっています。

看護師さんたちが、遺体確認にくるご遺族の方のために、必死に遺体を整えたのですよね。

その技を、これからも極限状態に出会うであろう後輩たちに伝えたい、という気概というか

職業意識に、頭が下がる思いでした。


と帰ってきてから気づいたのですが


「小さな目は見た」 上野村立上野小学校/編 1985
「かんな川 5(日航123便上野村墜落事故作文特集)」 上野村立上野中学校/編 1985 
「ご遺族のみなさんへ」 長野県南佐久郡川上村川上第2小学校/編 1985

「The Fresno Bee 1985.8.13朝刊 

 日光航ジャンボ機事故関係資料 コピー」

 (米国・カリフォルニア州フレスノ市の地方新聞) 
「遺体の身元を追って」 群馬県歯科医師会/編 1986
「日航機墜落事故・自治体職員の活動」 群馬県地方自治研究センター/編
「文集 御巣鷹 鎮魂の賦」 藤岡多野医師会/編 1987 
「日航123便事故と医師会の活動」 群馬県医師会/編 1986
「遺体の身元を追って」 群馬県歯科医師会/編 1986


等々、群馬県立図書館にはまだまだ沢山あるのでした。

今度一泊二日で行ってこよ…


2009年 

第一回 楽樹 (栃木市)

第二回 ピアノ (矢板市)

第三回 パネム (益子町)(閉店)

第四回 ふくせん (宇都宮)

第五回 リバーサイドカフェ (宇都宮)

第六回 大華十八番 (那珂川町)→閉店しました

第七回 玉生美蜂場 (塩谷町)

第八回 BAR de ESPANA Zorro (宇都宮)

第九回 カフェなずな (栃木市)

第十回 act.2(壬生町)
第十一回 中国茶 メイクイ (大田原市)


…と来ました口コミ調査隊。


思い返せば「口コミ調査隊」をやるキッカケになったのは、うどんのお宿 さん、

トラットリア・フェリーチェ さん 、ひらいし(現 力造)さん等々をメールで教えてくださった

SK-Ⅱさん(仮名)さんだった…もう宇都宮にいらっしゃらないとのこと。

人の出会いは一期一会…と、最初にいただいたメールを見た私は


どあーっ!!!! と雄たけび。


なんてこったー。他にもお店の紹介がいっぱい書いてあったー。

ご推薦いただいて二年半も経ってしまいました(T▽T;)

もう無くなっちゃったお店もあったりして。とりあえず近所から回ろう。

というわけで、「関西風の甘めの味付けがおいしいコロッケ」とご推薦文にありました

宇都宮駅にほど近い「松井精肉店 」さんにお邪魔しました(`・ω・´)b


お店の存在は知ってたんですけど、ここがそうとは知らなかったのでございます。

まー、小ぢんまりとしたお店だけど、ショーケースにはたんまりと揚げものが。

わーい、うずらの卵フライがある。好きなんだよなー。


しかし最初は堅実に。


1000円グルメの日々in宇都宮


こんな感じで1370円。

紙袋に入れていただけるのがノスタルジックで嬉しいですわー。

1000円グルメの日々in宇都宮


まずは、栃ナビのコメントで人気だった「シューマイ」210円(だったかな)という安さも

ときめきですが、このむっちんむっちんした外見に惚れましたので購入。

たぶん、このブログでシューマイが登場したことは無いような気がしないでもない。

理由は、シューマイにかけるのはソースか醤油かという、個人的永遠の命題に

答えが出ていないからかもしれない。

マスタードがついてる。ということはソースをかけよ、ということかな。

では今回はソースで。いただきまーす。

おおっ。むっちんむっちん。

1000円グルメの日々in宇都宮


基本の揚げもの群。コロッケ、メンチ、一口ひれかつ。個々の値段忘れましたが

たぶん合計350円くらい。

1000円グルメの日々in宇都宮


まずはコロッケー。SK-Ⅱさん(仮名)のご推薦の品でもありました。

いただきまーす。おおおっ。甘いっ。ジャガイモ的に甘いのか、砂糖なのかな?

(わからん) 関西はこうなのか。関西でコロッケ食べたことないから知らんかった。

でもほのかな甘みは、ノスタルジックをかきたてる(*´д`*)

こないだの「和気精肉店」さんの ある意味対極かな。


1000円グルメの日々in宇都宮


メンチ。でかー。

1000円グルメの日々in宇都宮


割って、一瞬コロッケかと思ってしまった。いただきまーす。

おお、これもまた優しくノスタルジックな。私の苦手な「もたれ系」ではないわー。

うれしー。

そしてこれもまた「和気精肉店」さんの対極な感じ。


1000円グルメの日々in宇都宮


でかく見えますが、一口ひれかつ。

1000円グルメの日々in宇都宮


いただきまーす。お肉柔らかーい。

冷めても柔らかかった。対比的なカリカリの衣が美味すぃ(*´д`*)


さて、価格が1370円になっちゃったのは、次のものを購入してしまったからなのでした。

1000円グルメの日々in宇都宮


焼き豚ー。なぜならこれまた栃ナビのコメントで人気だった。

新聞紙で包んでくれるのが、また嬉しからずや。

(ちなみにディオールの広告でした)

オトナのコブシ大で810円でした。

煮豚じゃなくて、焼き豚なのがうれしー。

1000円グルメの日々in宇都宮


おお!この黒は焼き豚の証。

薄めにスライスして、タレかけてー

1000円グルメの日々in宇都宮


いただきまーす。

おお、ボサボサしてない。

まるで燻製のように、つるん、と凝縮した食感。


美味しゅうございましたーo(〃^▽^〃)o

チャーハン作って入れようと思ったけど、もったいないかなー。


さて、SK-Ⅱさん(仮名)のご推薦はあと三軒。

そして、さらに他の方のメールもまだ行けてないのが何十軒か。

がんばって年内にまわりたい所存でございます。


★★★★お店情報★★★★★

松井精肉店

宇都宮市大通り3-2-11
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください
★★★★訪問記録★★★★★
一回目(この記事)
二回目
三回目
  


 

2009年 

第一回 楽樹 (栃木市)

第二回 ピアノ (矢板市)

第三回 パネム (益子町)(閉店)

第四回 ふくせん (宇都宮)

第五回 リバーサイドカフェ (宇都宮)

第六回 大華十八番 (那珂川町)→閉店しました

第七回 玉生美蜂場 (塩谷町)

第八回 BAR de ESPANA Zorro (宇都宮)

第九回 カフェなずな (栃木市)

第十回 act.2(壬生町)


…と来ました口コミ調査隊。


今回のご推薦者は、リバーサイドカフェ さんの時と同じく、上三川町のND様。


>中国茶飲まれますか?


そりゃーもーガブガブ。


>先日妻に命じられて御茶っ葉を買いに伺った際、


(つд`)゜。


>普段は酒か水かコーヒーしか飲まない男がその場で一杯飲ましてもらったのですが・・
>中国茶の美味しさに驚きましたね。


そうですか。そのカフェは大田原市にあるというお話。

大田原方面は我が心の故郷。行ってみよー。

お、栃木カフェ探訪(那須・日光・益子など) のカテゴリーで100件目だった。

(←この後カテゴリー区分け直しまして、このカテゴリー無くなりました)


1000円グルメの日々in宇都宮


それは「中国茶 メイクイ」さんなのでした。

まぁ、テーブルが二卓のラブリーなお店ー。

初秋とはいえ、私は熱いお茶は飲めないので、冷たいのくださいー。

えーと、お勧めの「凍頂ウーロン冷茶」600円にしよ。

これを注文した場合、杏仁豆腐が100円でつくんですってー。決まり。


しばし時間が経過した後


1000円グルメの日々in宇都宮


キター。

なんと0.5リットルというたんまりした量。


1000円グルメの日々in宇都宮


まぁ、見た感じクリスタル。いただきまーす。

ずずっ。


これは…


冷涼な風の中に、ほのかーな甘み。


まるで、山水を描いた水墨画の世界に迷いこみ、そこに薄い桃色の花が一輪咲いて

いるかのごとく(*´д`*)


なんという爽やかさ。水出しなんでしょーか。


「違います。90度のお湯で、二煎目を…」


…(´・ω・`) (←覚えられない)

1000円グルメの日々in宇都宮

このカボチャの種も美味しいー。自然な甘さ、ポリポリと止まらない。

1000円グルメの日々in宇都宮


でもって、杏仁豆腐ー。

1000円グルメの日々in宇都宮


ぷよぷよ、とろとろしすぎることはなく、がっしりとした感じで、かつ、とろんとして

美味しい…(*´д`*)

1000円グルメの日々in宇都宮


オマケで出していただいた

・ドライトマト

・ドライいちじく

・ゴマせんべい(?)

自然な味でおいすぃー。

1000円グルメの日々in宇都宮


しばし、ボー。


ボーっとしすぎたあげく、お茶買って帰るの忘れた(T▽T;)

まぁ、いいや。次回に。


さて、この前の交差点をビー…と進んでいくと、あの精肉店があります(`・ω・´)b

それはまた明日~


★★★お店情報★★★

中国茶 メイクイ

栃木県大田原市末広2-10-5
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください。