丸の内外資系OLの友人と征く和歌山・熊野古道の旅。
3泊4日の旅も、とうとう最後の日となりました。
朝五時半に目覚めてお着替えしたのは、
六時からの、朝のお勤め に参加するためでございます。
最後は、全員で般若心経をお唱えするそうです。
ふっふっふ、実は私は般若心経暗唱できるんだ。
この歌マスター してるから。
…と余裕の笑みを浮かべ参加したのですが、一時間の正座というのは…
友「ちょっとぉ、大丈夫?」
一時間後、畳の上に倒れ込んだのは私だけではありませんでした。
10分ほど悶えたあと、
あー、やっと院内散策できるまで回復した。
友「朝ご飯の用意、お部屋にしてあるってさ」
わーい。
一瞬、「お膳に隙間が!」と思ったのですが(すんません)
この後出来たてホヤホヤのお料理が運ばれてまいりました。
どれを食べても大変美味しく
特に、この梅干しの美味しさは筆舌に尽くしがたく(酸味の宝石を食べているようだった)
とぅるんとぅるんの湯葉の快感に身を委ね
こちらの辛みに目が覚め
双方共に食べると、なんともいえぬ至福の時で
こちらが揚げ餅の美味しさに、和食バンザイと叫び
お野菜の美味しさに涙ホロリで
みかんシロップ(なんだと思う)の美味しさに、私は思わず叫んだのでした。
このお料理が毎日食べられるなら、私はベジタリアンになってもいいっ。
友「そっかなー。3日目くらいで『ウィンナーくらい食べたい』と騒ぐと思うよ」
うっ。
長年のつきあいはあなどれない、と思いつつ
お山を下りて、和歌山市内へと向かいます。
★★★★お宿情報★★★
和歌山県伊都郡高野町高野山606
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください