1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

January 2018


生粋の猫派ですが、今年は戌年なので時流の波に乗ろうと、鹿沼市の

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ドッグラン&カフェ リッチフィールドさんに行ってみました。
そしたら、生粋の犬派の方々で満席でした。
テラスでもいいんですがー。

「寒いですよ~」

大丈夫です。冬山登山で鍛えています。低山だけど。
と、あはははと笑ってテラス席に座ったら、本当に寒い。
そうだ、今日の私は冬山登山装備ではない、スカートにストッキングにパンプスだった。

寒いよー

と今さら言えないので、根性で乗り切ることにしました。
まずは精神論から。
寒いと思うから寒いんだ。寒いと思わないようにしよう。

でもパトラッシュ、寒いよー

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ルーベンスの絵…じゃなくて、メニューを見て現実逃避しよう。
逃避してるだけじゃなくて注文せねば。
えーと、グラタン…。

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パスタ…

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ナポ…

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……(←もう何も考えられなくなっている)

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チーズ入りトマトのお雑煮!(←現実に返った)
これのサラダ・ドリンク・ケーキつき1080円にします。
ドリンクはホットコーヒーで、先にください。

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凍る前…というか冷める前に飲もう。
ああ、一昔前は氷点下の屋外でもアイス食べたりかき氷食べたりしていたのに。
私も寄る年波には勝てないんだ。

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と、目の前のドッグランを走り回る犬を眺めながらボケーとしていましたが、やはり寒かった。
そこへ救世主が。

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イタリアンなお雑煮ー!

「最後に、手前の玄米ごはんをスープに入れてどうぞ」

餅好きの栃木県民の中でも(餅消費量が全国2位でしたっけ?)、餅好きの私。
正月でなくても、フツーにお雑煮作って食べるので、都内外資系OLの友人に
「なんで年中餅が入手できるのよー!」
と驚かれたんですが、フツーに産直で売ってます。
売るから買うのか、買うから売るのか。

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いずれにせよ、このスタイルで食べるのは初めてだ。

「タバスコと粉チーズどうぞー」

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思い出した。
ヴェネツィアに行った時、メニューが読めないので適当に指さしたら、イカスミスープに浸った餅みたいのが出てきました。
食べてもよく分からんかったのですが、あれは一体なんだったのでしょう。

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では、人生初のイタリアンお雑煮。
いただきまーす。
餅に絡まる、トマトソースとチーズ。そして、タバスコがピリリ。
なるほど、これは…イタリアン雑煮だ。

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玄米入れても、ぷちぷち感が楽しい。
家で再現できるかなー。今度やってみよう。

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デザートは手作りパンプキンケーキ。
かぼかぼしいけど、どこかあっさり感もあって、美味しくいただきました。
ご馳走様です。

車に戻ってエアコンを入れた瞬間、「解凍」モードになりました。


★★★★お店情報★★★★
ドッグラン&カフェ リッチフィールド
鹿沼市富岡850-1
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください





読みたい本が何冊かあったんですが、市立図書館のWEBで蔵書検索したらすべて中央図書館所蔵でした。
東図書館に取り寄せお願いする手もあるんですが、待ってるより

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行っちゃった方が早いやー。
東図書館に行ったあとに、最先端の南図書館に行くと「時代」を感じるけれど
最古の中央図書館に行くと、また別な意味で「時代」を感じる。
文化会館と共同駐車場なので、悩ましいのは駐車場なんですが(なかなか置けない)

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土日祝日は路肩の指定スペースが駐車可になるので、ありがたや。
歩行者天国に行くと妙にテンションが上がる心理と似ているかもしれない。

さて、せっかくこちらまで来たので、お昼もこのあたりで食べようかなーと、以前から行ってみたかった

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洋食ミジョテさんに行ってみました。
店名の「ミジョテ」ってどういう意味なんかなーと常々思っていたんですが、長時間コトコト煮込むという意味のフランス語だそうです。
とすると、

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牛たんシチューか、ビーフシチューを行くべきかなーと思ったのですが
それぞれ1300~1400円前後なので、ちと予算オーバー。
今週のランチはアンダー千円。
煮込みというからには鶏肉のクリーム煮込みを食べるべきか。
カキフライ食べたい気もするけど、煮込み料理のお店に初訪問でカキフライもどうであろうという悩みもあり~
と、腕組みして考えこんでいたら、厨房から

ぺったらぺったら

と音が聞こえました。
ああ、そういえば隣のお客さんの注文ハンバーグだ。
オーダーしてからぺったらなのだわー。
トマトソースかデミソースを選べるから、デミを選べば煮込み気分が味わえるのではなかろうか。
しかも990円。

一石三鳥ー。

ということで、ハンバーグください。

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おおっ。ちょこちょこ盛り!これは嬉しい。
サラダに、ホウレンソウのオムレツに、ローストビーフに、にんじんのスープ。
スープのぽかぽか加減が冬の寒い日に染みる。

厨房から聞こえてくる「ぺったら音」も心に染みて行く。
私のための「ぺったら」なのだわー。

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そして本体登場。

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ニンジンのグラッセ、ブロッコリー、マッシュポテトという、お約束のメンバーを引き連れた

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丸丸っとしたボディに親近感を覚えつつ

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いただきまーす。
「チーズびよん」に通じる、この「肉汁じゅわー」の瞬間。
非常に肉肉しいハンバーグ。中心部がほのかに赤いのも麗しい。
デミソースも、あまり甘系ではなく大人~な感じ。
ごはんとナイスコンビネーション。

次回は、気合いを入れて牛タンシチューかビーフシチューを食べたい。

余談ですが、今回読んだ本の中に

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「明治大正翻訳ワンダーランド」という本がありまして、翻訳黎明期の「荒業」とか「裏話」が面白かったです。
「フランダースの犬」の「ネロ」と「パトラッシュ」の名前は、最初は「清(きよし)」と「斑(ブチ)」と訳されていたんだそうな。
ジャンおじいさんは「徳爺さん」で、アロアが綾ちゃん。

あのアニメのオープニングが、まんが日本昔ばなしの映像に変換されたような錯覚を覚える。

★★★★お店情報★★★★
洋食ミジョテ
宇都宮市吉野2-1-6 パルネット藤田101
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください


とんかつ食べたいなー。
揚げたてサクサクの。
できれば、とんかつがドドーンとあるんじゃなくって、ヘルスィーな小鉢がアレコレついてるのがいいなー。

と、ボケーっと考えているよりも食べに行った方が有益だと思い

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とんかつ割烹 さくら亭さんに行ってみました。

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女性の方がご店主で従業員の方も女性で、ついでに私も女性です。
なんか気楽。
こんにちはー。一人です。

「カウンターどうぞ」

さらに気楽。

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サバの塩焼きについて考えたものの、とんかつがついてくるセットが無く、そもそも私はとんかつを食べにきたのであった。
でもやっぱり、青魚…一日一回青魚…。
この980円のミックスかつって、何が入るんですか。

「ヒレカツ、海老フライ、アジフライまたはコロッケです」

あ、それで。

「アジフライとコロッケどちらがいいですか」

きっとこういうお店のコロッケは美味しいんだと思う。
でもアジフライ。青魚。

壁に貼ってあったメニュー見ていたら、カツカレーとかもつ煮ランチもありました。
ご近所にあったらなー、こまめに来られるんだけど。

「あ、後ろのサラダご自由にどうぞ」

え?

振り返ったら、大きなボウルにサラダがたんまり。

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お代わり自由だなんてうれしい。
しかも、梅ドレッシングが非常においしい。さっぱりさわやかクエン酸回路。
ドレッシングだけ買えるようです。買って帰ろうかなぁ。

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今日の私の理想形のとんかつ登場。

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野菜系がうれしい小鉢群。
わたしがおせちにおいて、唯一食べられる紅白なます(あとは栗きんとんくらいしか食べられない)。
自家製の野菜の漬物に、


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レンコンと…いか大根の大根かな。味が染み染みでおいしい。
夜来て飲みたい感じ。

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そして、フライ群ー!

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ソースかけねば。

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エビはぷりっぷりのぷりっぷり。
アジは、カリカリサクサクのしっとり。
そして、ヒレカツー!非常に柔らかく厚くジュースィーでした。

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グレープフルーツで口の中をサッパリさせて

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コーヒーでボー。

以上で980円、アンダー千円はわんだほです。

次回は、ロースカツでどどーんと食べてみとうございます。
そのためには、古賀志山登山か、15キロ走くらいやってこないと無理だな。
やるぞー。もう少し暖かくなったら。

★★★★お店情報★★★★
とんかつ割烹 さくら亭
宇都宮市兵庫塚3-44-7
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください