人生を変えよう作戦の最終回です。







小説すばる新人賞ですが、私の「魔女とシロクマ」は最終選考(3作品)には選ばれませんでした。
でも、3次選考通過作品(7作品)には残っていたようです。9月に出た公式情報では「大賞は19歳の男子大学生」でした。
最終選考まで残れば確実に審査員の方の講評がいただけるのですが、2次~3次選考の場合は、もしかすると編集部の講評がいただけるかもーとのこと。
いただけるといいなぁ。もう、それだけが残る望み。
と、かすかな期待を抱いて、講評が載った

小説すばる12月号を買いました。
ここはTSUTAYA宇都宮南店。
ドトールコーヒーが併設で、なんと驚いたことにそのドトールには「店舗限定メニュー」があったのです。
それも、ドトール公式サイトに載っていない「フレンチトースト」。

まずは、それをいただいてからにしましょう。
フレンチトーストは3種類ありますが、私が選んだのは

いちごフレンチトーストセット。
アメリカンをセットにつけて、合計790円。

生いちごなのが嬉しい。

ソフトクリームを絡めていただきます。
いちごの酸味、ソフトの甘みがナイスコンビ。
フレンチトーストは噛みしめがある感じ。
それを、アメリカンで渋く〆ます。
…。

さて、読むぞ。
冒頭が入選作(の一部)で、その次が最終選考作品の講評…。
次のページからか。
…。私の作品に講評がありますように…。
ていっ!(ページを開く)
「魔女とシロクマ」
初っ端にあったー!
「キャラクターがとても良く、ふたりに幸せになってほしいと思いながら読んだ。読者が応援したくなるように描かれている。また、ふたりがチャレンジを始める流れも自然に描けており、筆の運びがとても達者である。小ネタもユーモラスで面白く、全体として好感度が非常に高い小説である。しかし、展開に意外性がなく、先が読めてしまったのが残念だった。村崎さんならではの独自性をもっと出したものを読んでみたい」
…(目の幅涙)。
うっうっうっ。
何度も「もう無理」と思ったけど、最後まで書いてよかった。
この講評だけで、報われた気がする。
…。
講評はほかに十三作品。
あれ、特に五十音順ではないみたい。
すると、もしや私の作品って第四位だったのかな。
あと一歩、ホントにあと一歩で最終選考だったのか。
気が抜けた。

コーヒーでボーっとしながら…。
命を削る思いで書いたからこそ、「こんなに努力してもダメだったんだから、人生を考えなおそう」と縁談を受けて、結婚が決まったワケだし…。
もしも最終選考に残っていたら、「運はこちらに全力投球したい」と縁談は受けなかった(はず)。
今回の大賞作品は「頭一つ突き抜けていた」そうなので、もしも最終に残っても受賞できなかっただろうし。
そう考えると…。
「魔女とシロクマ」は大賞受賞はできなかったけど、代わりに私に結婚をもたらしてくれたのか。
なるほど、人生が変わったんだな…。
ミッション・コンプリート…。
そして時は過ぎ。
あと3日で今年も終わりかぁ。激動の一年だったな。
と、トマ田さんとしみじみしてたら、易学の先生からのお話で、入籍日が(若干)延びることになりました。
まぁ、気分だけでも元日結婚にしちゃいましょう。婚姻届は書類上の話だし。
トマ田さん「ところで、君も間もなくトマ田姓になるのに、いつまで俺のこと『トマ田さん』って呼ぶの」
それは、来年の課題とさせてください…。
それでは、みなさま、良いお年を。
お祝いの言葉、ありがとうございました!
と、独身最後の夜を「孤独のグルメスペシャル版」を観ながら、自宅マンションで一人で過ごします(愛猫も一緒)。