戸隠神社の奥社を出まして…。

友「蕎麦食べよう、蕎麦」

そうだね、気力と体力回復させないと、とても宇都宮まで運転できない。

友「戸隠神社の中社の近くに有名なお蕎麦屋さんがあるそうな。そこに行きたい」

しかし、この観光人気地帯のトップ・オブ・ザ・人気のお蕎麦屋さんで、現在お昼ど真ん中だよ。
入れんのかいな。

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それは信州戸隠 そばの実さん。
残りわずかだった駐車場には置けました。
でも満席。
4~5組待ちってところかな。

友「蕎麦だから回転早いよ。待とう」

ヒマなんで駐車場でラジオ体操してたら、常連らしきおじさんグループが

「こんなに空いてるなんて珍しいねぇ」

と、話をしてました。
普段どんだけカオス状態なのであろう。

ラジオ体操第二も終わろうかというころ、お呼びがかかりました。

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私は冷たい蕎麦しか食べられない。
さらに、おろし蕎麦があれば、それ一択。決まり。

友「私は蕎麦三昧~」

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天ぷらもあるんだけど、まだこれから寄るところもあるし。

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友「ちょっとー!雪中酒ですってよ!」

雪室で熟成されたお酒っておいしそうだね。
おはよう!スパンクをなぜ連想したのだろう。
ああ、原作者が脚本家の雪室俊一さんだからか。

友「また懐かしいタイトルを」

そういや、ひみつのアッコちゃんの呪文って、雪室さんが考えたんだってよ。

友「こないだ、職場で若い男子が ラミパスラミパスルルルル…って言ったのよ」

1999年版を観た?

友「そうかと思ったら『綾瀬はるかの映画で観ました』って言われた」

うわー、ジェネレーションギャップ。

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と、いつもながらのどーでもいい話をしながら蕎麦茶と蕎麦チップをいただきました。
蕎麦チップ食べてると、なんか無心になるよね。

友「かっぱえびせんに通じるものがあるわね」

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友人の蕎麦三昧。

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とろろ、くるみ、普通のツユ。

友「食べる?」

すまぬ、実は私はとろろが食べられない。

友「美味しいのに(ずるる)」

あなたは外資系なのに、ジャパネスクなものが好きだよねー。
玉コンニャクとか、とろろとか。

友「アメリカ留学中は辛かった」

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私のおろし蕎麦も到着。

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なんかちょっと想定外だった。大根おろしだけが乗っているものと。

友「メニュー説明に ぶっかけそばです って書いてあるじゃない」

あれま。

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では、レモン絞ってツユかけて

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いただきまーす。

ああ、雪を割って咲き始めた雪割草のような清廉な味。

栃木で食べるお蕎麦とは、また違う風味。
そこにレモンの酸味と大根おろしの絡みで、血液が浄化されるようです。

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何も考えないで外を眺めると、カレンダーが2月くらいの気がする。

友「そう。幻想なのよ。すべてはウソなのよ。今が4月の終わりで、一年の3分の1が終わってしまったんて」

そうだよね。ウソだよね。

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蕎麦湯も、ポタージュのように濃厚で美味しゅうございました。

友「雪中酒…」

飲んでいいよ。

友「何かあった時の運転手交代要員がいなくなるわよ」

あ、そうか。やめて飲まないで。

★★★★お店情報★★★★

信州戸隠 そばの実

長野県長野市戸隠3510-25

営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください