「いも・栗」と言っておきながら栗の比重が高いので、芋要素を高めねば。
芋といえば、やはり焼き芋。(焼き芋というと しずかちゃん)
んー(考え中)。
ああ、そういえば5年くらい前。
誰かの運転で助手席に乗っていたら
「あの焼き芋屋おいしいんですよ」
へー。
という会話をした気がする。
会話の相手の名前も顔も忘れたけど、教えてもらった焼き芋屋は覚えているという。
行ってみよ。
確か、多気山の近くだった。
あった。
それがこちら、ファームおのぐちさん。
こちらの特注窯で
3cm角ほどの大きさにカットした、「コッパ」と呼ばれる大谷石で焼き上げるんだそうです。
と聴くだけでウマソーではございませんか。
種類は3種類。
はるかちゃん、アズマくん、マサリさん。
「今日はベニマサリ無いんです」
すると、はるかちゃんかアズマくん。
「ベニマサリは『ねっとり』、べにあずまが『ほっこり』です」
それで食感を想像できる日本語は素晴らしいと思う。
私は優柔不断なので、ミックスお願いしたいんですが。
「大丈夫ですよー。1袋500円です」
もらった瞬間
ぽっかぽかー (ちちー ははー)
ああ、寒さに震える身体が溶けていきそう。
耐えきれず袋を開けると
ほわわわわ~
と、立ち上る香気。
これは家まで持って行かずに、食べてしまおう。
せっかくすぐ近くが目下大ブレイク中の大谷だし
公園で食べていこ。
「炎天下のかき氷」と双璧をなす、「寒空の下の焼き芋」。
これはなんだろーと眺めつつ
いただきまーす。
まずは、まさりさんから。
おおお、ねっとりー。
甘露のよう。
こっちが、あずまくん。
ほっくほくー。
焼き栗のよう。
どっちが好きかと言われたら、そりゃ両方ですわな。
薫中将と匂君の間で悩む浮舟のような。
私に浮舟は責められない。
紅葉を眺めながら焼き芋ざんまい。
ああ、コーヒー飲みたいなー
…と思ってたら、コーヒー屋さんを見つけたワケです。
★★★★お店情報★★★★
ファームおのぐち
宇都宮市田野町915
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください