連休だし遠出したいけど、昨今のご時世で、密回避できる場所にしたいなー。
んー。
と、考えた結果、

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茂木町の昭和ふるさと村に行ってみました。

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昭和9年に建てられて、平成18年に閉校となった旧木幡小学校が、宿泊施設やカフェなどの複合施設として活用されてるんだそうです。
私は廃校萌え。
そしてランチメニューには、なんとー

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昭和の給食!900円。
これください。

「プラス100円で、コッペパンを揚げパンに変更できますが、どうしますか」

実は、小学生のころから「揚げた甘い物」が得意ではなかったので、普通のコッペパンでいいです。

「プラス50円でミルメークがつきますが、どうしますか」

ここ重要。
ミルメークはでしょうか、液体でしょうか。

「液体です」

瓶牛乳時代は、粉だったミルメーク。
紙パックに変わり、たぶん粉だと入れづらいという理由かなと思いますが、液体に変わりました。
でも、私はミルメークは粉派。断然粉派。
それを追い求めて「ミロ」も買ってみたけど、味が高級すぎて違うんだ…。

と言いつつ懐かしいので、ミルメークつけます。

ちなみに普通のランチや日替わりもありまして

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どれも非常に気になる内容である。

「お待たせしましたー」

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待ってましたー。
イメージとしては「昭和30年代」だそうですが、私の体験した給食は昭和50~60年代。
なもんで、

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クジラの竜田揚げは、給食には出なかった。
しかし、私の実家でよく出たので、懐かしい味ではあります。
それとちくわ天ぷら(これも出た記憶なし)、キャベツの千切り。

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コッペパン。
私がリアルタイムで食べたコッペパンは、口の中の水分がすべて失わるようなボサボサのもの。
こちらは、ふわふわでした。
つけるのも、バターではなくマーガリンでした。
ピーナッツが出た日にはそれはそれは嬉しいもので、「つぶつぶピーナッツ」だった日には、もはや天まで舞い上がろうかという…。

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そして、スポイトタイプの液体ミルメーク。
中学の終わりのころに、瓶から紙パックに変わり、連動してミルメークも液体になった記憶があります(そして、瓶のふたを開けるためだけに小指の爪を伸ばす必要もなくなった)。

コツは、少し牛乳を飲んでから入れること。でないと溢れます。
では注入しまして、いただきます。

思い出よりも、甘くないなぁ。記憶で適当に改変してたんだろうか。
さて、私がいちばんツボに入りましたのは、

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カレー!
THE 昭和のカレー!
このもったり感、ごろごろニンジンじゃがいも、そして豚小間。
インドカレーやカフェカレーとは遠い世界にある昭和のカレー!
ああ、ご飯で食べたいなあ。
一人分の飯盒に入ったような、あの容器のごはん。

ノスタルジックの涙がポロリ。


さて、せっかくなので、デザートつけましょう。
たぬきケーキがあったら完璧だったなと思いますが(または冷凍みかん、ワインゼリーなど)

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500円の庭園パフェを。
このパフェは、

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こちらの建物の庭園を模したものだそうです。

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なるほど、似てる。

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地層はアイスやスポンジなど。
美味しゅうございましたー。

さて、せっかくなので、校舎内部も見ていきましょう。

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わー、木造校舎はやっぱりいいなー。
今は改築されてしまいましたが、私の卒業した小学校は二階建ての木造でした。
二階廊下を走ると、「廊下を走ってる生徒、うるさい、止まりなさい!」と校内放送が流れまして…。

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さすがに、ベルは無かったな。

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ここまでレトロではないですが、暖房はストーブでした。
いたずら好きの男子生徒が、消しゴムをストーブの上に乗せ、クラスを異臭地獄に落としたりもしました。
懐かしや…。

さて、こちらは「懐かし漫画」の展示もありまして

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1971年1月号のりぼん!
わたしが敬愛する、山岸凉子御大の未読の漫画が載っている!(私、山岸凉子全集持っているのに載ってない話)。

ああ。でもケースの向こうだから手が届かない…。
手が届かないといえば、私が追い求める給食。
ただ一つの、あの給食。

「ソフトめん&ミートソース」

市販のソフトめんを買っても、「コレジャナイ」なのです。
タイムマシンがあったなら、邪馬台国でもなく平安時代の宮廷でもなく、昭和時代に行ってソフトめんの給食を食べたい…(涙)。


★★★★お店情報★★★★
茂木町木幡252
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください