こういう理由 で、12月は今年一年間の山×食の記録で

さらにこんなワケ で尾瀬に行きました。


わ、わたしだって、食べ物以外の理由で

行きたい場所ができることがあるんです(たまに)。


それは





「山と山小屋」で知りました尾瀬の山小屋、



龍宮小屋 さん。

ここに泊まりたいのもありまして

今回尾瀬にしました。


混雑時には相部屋になることご了承の上来てくださいということだったので

それは、しょーがないかなと思って行きました。




味のある建物。

トイレやお風呂も年代物かと思いきや

めちゃくちゃキレイでした。


尾瀬は、どこに行ってもトイレがキレイでした。

心の底から感動です。




お部屋が四畳半。

ここから見える風景は



The 尾瀬!


ホテル千畳敷のリベンジ を今。


しばし見入ってましたら、夕飯の時間になりました。

誰も来ない。

あら、じゃあ、相部屋にならないんだ。

やったー。個室状態。


鼻歌歌いながら食堂に行きましたら

ほかに5名様いらっしゃいました。

私混ぜて6名で、男女比は1:5。

圧倒的な女性率。




こちらが夕飯。


山小屋で食べるご飯は、なんでこんなに美味しいのであろう。

ご飯おかわりしちゃお。




明日晴れるといいなー。


唯一の男性氏「明日はどちらへ行くんですか」


お天気と体調が良ければ、至仏山に登って帰ります。


「僕、今日行ってきたんですよ」


雨でしたから、大変でしたでしょう。


「下山の時、岩場でコケました。膝が痛いです。

 今夜も雨みたいですから、明日は気をつけてくださいね

 岩場多いですから」


至仏山の下山時は要注意と、知人の登山諸氏に言われました。




お部屋から日の入りを眺めていたら

どっぷり夜。

テレビは無く、携帯電話も通じない。

友人来ていないから、しりとりもできない。

備え付けの本で読書に励もう。




山小屋のゴルゴ率の高さは何故だ。


なんか違う本無いかな。

あ、これ読んだことない。



野鳥観察四コマ漫画という新鮮な視点の

「とりぱん」。

これ、めちゃくちゃツボりました。

頑張ったけど、16巻のところ、8巻までしか読めなかった。

読み疲れで、グーグー寝てしまい

「山登り始めました」にあった「満点の星空」は拝めず。

(いずれにせよ曇り空だったらしい)。



翌朝~。

うーん。

こりゃ、晴れは拝めないかなぁ。

予報は「曇り時々雨」だったけど。


とりあえず朝ごはん食べよう。




山小屋の朝ごはんは、なぜにこんなに美味しいのであろう。


この「甘い玉子焼き」がたまりませんわー。

ごちそうさまでした。


いずれにせよ出発しなくては。

お世話になりました。

また、来年も来たいです(そして「とりぱん」の続きを読みたい)。




朝もやの中を出発。

雨は降ってないけど、一応、レインウェア装着していこう。




ステステと歩きながら…


なんという、天国のような風景。



だれにも出会わない。



もしかして、私、実は死んじゃったんじゃないのだろうか。

これはあの世への道…

そんな恐れに似た感情を打ち砕いたのは

木道に横たわっていた、小動物のモノと思われる、う○こ。

なんという生の証。


そうか、まだわたし生きてるんだな。




龍宮小屋


あ、良かった、人がいた。何見てるんだろ。

おはようございまーす。


「ラッキーですねー!」


え、いきなり何を。


「虹ですよ!白い虹!尾瀬の名物です!なかなか見られないんですよ」


へ?




わおおおおおおおおおお。


全然気づきませんでしたあああ。

そして…


晴れてきてるー!




あ、逆さ燧スポット。

振り返れば…




見事な「逆さ燧ケ岳」。




進行方向に見える至仏山も、とってもいいお天気。

至仏山の標高は2,228m。

2,000mを超えると、高山病のリスクは出てくるそうな。




登らずに鳩待峠に戻って帰るか、

リスクはあるけど登るか。

…。




登ろう。


至仏山がわたしを呼んでいる(気がする)。


そしてそこで私は、「最高の演出家」に出会うのでした。


続く。


★★★山小屋情報★★★

龍宮小屋

群馬県利根郡片品村戸倉652

詳細:上記リンクをご参照ください