生粋のインドア派の私が、登山を始めてみようと思った理由はこちら 。

「はじめての登山」は、宇都宮の古賀志山に単独登頂を果たしましたが

やっぱり最初っから一人は、ちと難しいところがあった。

アレコレ教えてもらいつつ登った方がいいよなー。最初のウチだけでもー。

…と思った私は、二回目の栃木県内登山は、

知り合いの属する山登りＬＯＶＥなグループ（隊員様１０名ほど）に

連れていってもらうことにしたのでした。（正式には、後ろにくっついていった）

場所は、益子のー

雨巻山５３３メートル！

隊長「むらさきさん、そっちは雨巻山じゃないです」

失礼しました。

こっちだ！

隊長「今回は、大川戸駐車場を出発して、三登谷山へ登り、雨巻山、御嶽山へと縦走します」

縦走！

一度使ってみたかった言葉。かっこえー。

ところで隊長、これはものすごい重要な質問なんですが

隊長「なんでしょう」

そのコースで消費カロリーはどのくらいでしょう。

隊長「うーん、１３００～１５００カロリーくらいですかね」

私の脳裏を「とんかつ定食」の画像がよぎっていったのは言うまでもない。

それでは隊長、隊員の皆様、どうぞ出発してください。

整備された登山道をテクテク登ること一時間。

まずは三登谷山頂到着ー。

いやー、やっぱり会話しながら登ってくるといいですね

気がまぎれるというか、疲れが少ない気がする。

隊長「むらさきさん、そっち全然方向が違います」

こっちだー。

隊長「違います」

「地図の読めない女」という本のタイトルを思い出しながら

夢見たシチュエーション「縦走」。

山関係の本を読んで憧れておりましたが（空の上を歩いている心境になるそうな）

なるほど、木が生えているところは、なかなかその心境は難しいな。

隊長「ところで、むらさきさんの目的の山はどこですか？百名山？」

「尾瀬（の花豆ジェラートと雪どけ水のかき氷）と富士山（の噴火カレー）です」

隊長「そうですか。きっと登れるようになりますよ」

はいっ（そして食べたいです）。

ついに

雨巻山頂到着ー！

まー、テーブルや椅子まで整備されて

…て…

すごい人…

隊長「今日はお天気いいですからね。皆さん、バラけて座りましょう」

陽射しもすごい。

日焼け止めバリバリ塗ってきたとはいえ、さすがに日陰に引っ込もう。

人がいっぱい＆陽射しがサンサンで、山頂からの写真はあまり撮れなかった。

でもいいんだ。私の目的は

ご飯。

山登り用にお弁当作って来ようと思ったんですが、思っただけで終わりました。

そして、もう一つの目的は、「山頂ティータイム」、コレだー。

古賀志山の時は「那須トラピストガレット」を選びましたが

今回は、雨巻山だしなー。

「巻」だから、ロールケーキがいいかな。

いや、すでに暑いから悪くなったら困るしな。すると焼き菓子か。

「巻」だから、よし、ドーナツだ。

でもわたし、ドーナツ苦手なんだよな（あの脂と砂糖じゃりじゃりが）

うーん。

と、パセオの「縁」 さんで悩んだ結果、選んだのが

こちら、フラッグス さんの「しもぐりんぐ」。一個150円。

焼ドーナツだそうです。味も何種類かありましたが

苺味にしました。なぜなら益子はいちごの名産地。

ホントは「雨」だから水色のないかなと思ったけど

よく考えたら水色は食欲減退色だった。

ドーナツの穴から覗いた山頂～

ってのやりたかったんですが

お味ですが、古賀志山でもそうでしたが

閑さや岩にしみ入る蝉の声

の句が脳裏をよぎっていきます。

スイーツや　身体に染みいる　甘味の肥え

なんといいますか、ヘロヘロに疲れた身体に、じわわわ～んと

ウマさが浸透していく、そのような心境です。

今は私は浸透紙…。

しっと～りとしていて、苺風味濃厚で、ウマイわー。

お弁当は作ってこなかったけど

ああ、「しもぐりんぐ」とのコンビネーションもサイコー。

山頂でボーっもいいけど、

新緑の中でボーっもたまりません。

後編に続く。

★★★山情報★★★

雨巻山

栃木県芳賀郡益子町

★★★訪問記録★★★
一回目 （この記事）
二回目