銀山温泉へのバスが出る大石田駅(のある大石田町)は、蕎麦で有名ー(=⌒▽⌒=)
ならば、蕎麦食べて行こう、蕎麦。
ちゃんと調べてきたぞ、丸の内外資系OLの友人。
駅からタクシーで行けるらしい。そんな遠くないよ。
「そんな遠くないんなら、いいよ」
というわけで、タクシーの運転手さん、行ってください。お店名はこれです。(と、メモを渡す)
運「えー!遠いよ、ここ」
友「あんた、ホントに調べたの?」
調べたよ、GoogleMapで駅から1センチくらいだったもん(`・ω・´)
友「縮尺いくつで見たのよー!」
どうやら、そのお店は山の上。
駅から直線距離上は近いんだけれども、山道をグルグル回っていくので、
メーター的に遠くなるのであった。
私はメーターの数字よりも、メーターを見つめる友人の表情の方が恐ろしかった。
そして、メーターが4,000円に届こうかというとき…
この雪深い山奥にある
七兵衛そば さんに着いたんでした。
あー、良かった、メーター五千円突破したらどうしようかと思っちゃった(T▽T;)
友「往復8千円だよ」
大丈夫、頑張れば元を取れる。
なぜならここは、1,050円で蕎麦食べ放題なのであった。
だから8杯食べれば、交通費の元を取れる気がしない?
友「どういう計算だよ」
こちらのお店には「蕎麦食べ放題」しかメニューが無いのであった。
全員が同じメニュー。
席につくやいなや、サービスの品がドドドと登場。
結び昆布の煮物!正月のようだ。
巨大なキクラゲ!きゅこきゅこの食感。
白菜のおしんこ!
白菜LOVE!
んで、
こちらのツユは、大根のおろし汁に入れて食すのですね。
やったー!大根おろし&麺は、私の黄金のコンビネーション。
と言ってもうどんの場合ですが。
自宅でうどん食べる時、濃縮めんつゆを、水ではなく大根のおろし汁で割って食べてますo(^-^)o
お店の人「お蕎麦お待たせー!」
うっ。どんぶり一杯てんこもりで来た。
どうしよう、8杯どころか、1杯も厳しいかも。
友「あんたもしかして、わんこ蕎麦の感覚でいたな」
麺は、ぶっとく、私の好みの対極っぽい。
おそるおそる…いただきます…
ずず。
キタ━━━━━━(*゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ウマイっ。これ美味しいっっ。
非常に、滑っこい!
私は、蕎麦は食感のみを頼りに食べるので、「しゃきしゃき」系しかダメなのですが
滑っこいという感覚の蕎麦もあるのだわー。
ところで、「なめっこい」で変換できないんですが、もしや「なめっこい」って
栃木弁なのだろうか。
お店の方「お蕎麦いかがですかー」
お蕎麦が茹で終わるたびに、お店の方がどんぶりが大量に載ったお盆を持って
席をまわるのであった。
友「二杯目いくよ!はーいはーいはーい!ここに二つ!」
え。ちょっと待って(@@;
全く同量で二杯目が来てしまった。
友「もー、食べるよ、私は。交通費の元とらなきゃ」
私、実は麺類って大盛り&おかわりしたことが無いのだ。
デフォの量はそのまま食べるけど、あえてプラスαを求めたことはない。
しかし、この友人、超スレンダーなのに、なぜに私以上に食べるのだろう。
(それ故に一緒に旅が出来るんだけども)
二杯目終了。ふーっ。
お店の方「お蕎麦いかがですかーっ」
友「三杯目行く?」
いえ、やめておきましょう(T▽T;)
友「総経費一万円。一杯五千円の蕎麦になったねー。帰り道歩くか」
積雪1メートル80センチの中を歩くなんてイヤだー(T▽T;)
友「あーた、おしん観たんでしょ!?おしんはね、雪降る中、ひたすら山道を歩いて家に…」
せめてヒッチハイクにしようよ(`・ω・´)
友「私たちの年齢でダレが止まってくれるというんだ」
ちなみに、女性の最高記録は8杯、男性は12杯だそうです。
★★★お店情報★★★
山形県北村山郡大石田町次年子266
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください