去年のファインタウン12月号で下野新聞の藤平さんが紹介されていた、那珂川町の
上海蟹、「モクズガニ」(もずくじゃないよ)はヒジョーにウマソーだった。
数があまり採れない上に、地元で消費されちゃうので、あまり出回らないんですってー。
でもって、川漁師さんから買うか、とあるお店で買うしかないんですってー。
シーズンは初冬か。12月号だったから、11月なら買えるかなー。
…という話をお仲間にして、「11月になったらモクズガニパーティをやりましょう!」と
最近盛り上がりました。カニ調達係はわたくしめが立候補いたしました。
10月だし、ちょっとそのお店の下見してこよう。
で、休みだし、ちょっと那珂川周辺のお店まわってこよう。
てなわけで、那珂川町ツアーにでまして、毎度のごとく食べ過ぎまして、そのお店に
寄ったのは最後だったのです。
そう、293沿いにある威風堂々…
林屋川魚店 さん。
岸朝子先生も御用達だそうです。
よし、場所覚えたぞ、ここで来月カニ買えばいいんだな。
あれ?
もう入荷しているっ(@@;
うっそーと叫びながら外に出ている水槽見たら
いる!
上海蟹の同属異種、モクズガニが!
たんまりと!
思わずお店の中に入っていって、レジのお姉さんに質問。
すみませんっ。モクズガニっていつまでですか!?
「うーん、今月いっぱいかなー。運が良ければ来月頭まで」
きゃー。予定がー。
「しかも、必ず採れるわけじゃないんですー」
きゃー。さすが天然モノー。
どないしよー、お仲間みんな忙しい方々だし、今日いきなりやろうと言ってもできないし。
11月に予定くんでたから、今月中に開催できるかも難しー。
でもみんな楽しみにしてるのにー。
…。
……。
しょうがない。
先に味見しとくか(←血も涙もない)
えーと、1枚から購入OKか。一枚…。
…。
ダメー、生きてるカニを料理する自信がないー(T▽T;)
はらほろひれはれ、と脱力しそうな私の目に映ったのは、レジ脇の赤い物体。
まぁ。ラブリーサイズのカニさん。沢ガニ?
「いえ、モクズガニです」
おおっ!調理済み!しかも3枚で525円。やっすー。
くださいっ。で、どうやって食べるんでしょ。
「殻をバリっと剥いて、そのまんまどうぞ」
かしこまりました。
家に帰って天然光のもとで記念撮影。
色調補正も明度補正もしてないのにこの赤。うつくしー。
では、いざいただきます。
あ、これは益子の猫酒屋 さんで買った米焼酎「益子の炎」をロック&かぼす割りで。
そんなワケで、いざ、殻をバリっと。
ばりっ。
まぁ。これはミソかな。いただきます…。
…。
……。
………。
(*´д`*) ←言葉にならない
素晴らしい、なんてクリスタルに澄んだ味の蟹味噌。
そーだよなー。あの清流、那珂川の天然モノだもん、クリスタルだよなー
惜しむらくは…
ホンの一口で終わる(T▽T;)
サイズがサイズだからか、ティースプーン1/2杯くらいの量しかないー。
しかも、他に食べる部分は…あ、ヨウジで掻き出せばホンの少し肉が…
ホンの少しだけど…
でもこれはホントに感動ー。
北海道で1万3千円も出して買ったのにミソ入ってなかったアブラガニより、
はるかにはるかにはるかに満足感。
そして味が上品ー(´□`。)
★★★★お店情報★★★★
那珂川町小川171-8
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください。