備前楯山も無事下山しまして、国民宿舎かじか荘でお風呂にも入りました。
さぁ、都内外資系OLの友人、お昼ご飯はどうする。
友「候補は?」
かじか荘のレストランか、車で30分かかるけど、わたらせ渓谷鐵道神戸駅にある、車両を使ったレストラン。
友「後者」
本人は否定すれども、彼女もまた鉄子であった。
でも私は乗り鉄、彼女は撮り鉄。

それは、神戸駅にある、列車レストラン 清流さん。
かじか荘も清流さんも、

たかぎなおこさんの「ローカル線で温泉ひとりたび」の第一話目に出てくるんですね。
一度やってみたい、わたらせ鐡道乗り放題の旅。
友「わ鉄ってどこ走ってるの」
桐生から間藤。どこの駅から乗るかが悩ましい。

メニューはこちら。
私は、本に出てきたトロッコ弁当にする。
友「私は麦とろ定食」
お店は2番線上りホーム側とな。

あれだ。

友「本当に車両がレストランなんだねー。一度日本酒列車に乗ってみたい。と言ったのに、誰かが先に行った」
どうもすんません。

まぁ、とりあえず2番ホームに行こうではないか。
友「いいわねー!このローカル線ムード」

視力が上がりそうな緑。

では、いざ中に。

まぁっ。本当に食堂車っぽくて良いわっ。
友「なんということでしょう」

友「完売の嵐…。麦とろ定食も、トロッコ弁当も」
がーん。ざるうどんは完売なのに、肉うどんはあるとは、これいかに。
友「私、肉そばでいいや」
私は舞茸天うどん…。
でも、私は暑い時に熱い汁物が食べられない。
お店の方~、プラス料金払いますから、冷やしていただけませんでしょうか。
「190円プラスになります」
いいです、冷えたうどんになるなら。

きたー!(というかセルフだから取りにいった)

うどん好きの鉄子には、たまらないシチュエーション。
友「あ!列車来たよ」

見られてラッキー。
友「お店の人が、トロッコ弁当たくさん持って行ってる」
確か、事前予約で運んできてもらえるんだよ(と、たかぎさんの本にあった)。
友「予約しときゃ良かったね」
しょーがない。登る山決めたの昨日の夜だし(行き当たりばったり)。

いわゆる普通のゆで麺だけど、これもまた良し。
珠玉は

舞茸天!これおいしかった!
考えてみれば、たがぎさんの本のトロッコ弁当のくだりに、舞茸天が美味しいと書いてあったなぁ。
友「今度は、一泊二日で来て、もっと高い山登ってかじか荘で宴会したいわねえ」
もうちょっと鍛えてから来ましょう。