1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

Category福島県

こういう理由 で、9月の県外テーマは福島県です。


郡山駅から新幹線で20分ほどでしたから近いですね。

ローカル線でも50分弱なので、下で来ても良かったんですが、発車まで

40分あり、待っている間に到着してしまうので、新幹線を選びました。

(特急料金800円だし)。


ちなみに、会津若松駅から高速バスだと1700円でした。




で、私がこの日、福島市…というか福島駅に来ることを選んだのは


駅前で


東北最大規模のワインの祭典、ワイン ヴァン ヴィーノ フクシマが開かれていたんでした。

9月20日に福島に来るし、何かないかなーと思ってたら

これがあったのでした。


よし、飲んで食べるぞ。


まずは、200円で携帯グラスを買います。

自分で紙コップ持ってきたらダメだったのかな。


私は「絶対行きたいこの一軒」をすでに選んできてました。

それはー




こちらの、川俣シャモのお店「陽風水」さん。




川俣シャモ、食べてみたかったんだー。


これはなんでしょう。


「皮焼きです」


皮もいいんだけど、せっかくなら身も食べたい。

あ、そのパックのください。

ワインは、合うの見繕ってください。白で、安いので(←せこい)。


「こちらの300円のいかがですか?」


そうします。

ちなみに、ワインの銘柄を覚える努力は放棄してます。




ワイン300円プラス料理600円で計900円。

では、かんぱーい。


これは、川俣しゃもの(あちこちの部位の)炭火焼き。

噛みしめがあって美味しい。

炭が香ばしい。

皮もパリパリと美味しいなー。


ああ、ワインが進む。

料理もグラスも、早々と空になったので、次からのお店は

本能の赴くままに探します。




やっぱり、お肉だよねー。

あ、シュラスコだ。


「もう、すっかり痩せ細ってしまいまして」


わはは。





フレンチトースト?


お、一口サイズ。

いいな。

でも、一口サイズとはいえ、炭水化物はちょっと控えたい。

お肉クエストに再び出よう。




お肉だ!

ポルケッタってなんですか。


「チャーシューみたいなイメージで」


じゃあ、それください。

ワインは、今度は




赤にしようかな。

500円+500円でジャスト千円。


いただきまーす。


500円だし、もう一切れか、厚みがほしいと思ったのですが

結構脂的にワイルドなので、この一枚で良かったです。

香草香ばしい。

赤ワインとナイスコンビネーション。

で、周りを見てて気づいたのですが、別にお店ごとにワインを買わずとも

少しずつ飲みながら、あちこちのお店で料理を買っている人が多いのです。


なるほど、そうすればよかったのか。

遅ればせながら学習し、後編へと続く。

こういう理由 で、9月の県外テーマは福島県です。


前編 に引き続きカフェ列車「フルーテイアふくしま」。

いよいよ、発車でございます。


観光列車の楽しいところは





駅員さんがお見送りしてくれること。


行ってきまーす。

ホームにいるお客さんたちが手を振ってくれるのもうれしい。



さて、発車したから、そろそろかな。


「ただいまから、お客様のお席に、ドリンクとスイーツをお持ちいたします」


待ってましたー。




まずは、ドリンク。

桃ジュースとホットコーヒー。

桃ジュースは缶だから、持って帰ろう。

「甘味」はケーキの方に集中したい。




おいでませ!黄金桃スイーツ。

自分で忘れてましたが、こちらのスイーツは


2個でるのです!


大きい。


2個って話だから、ミニサイズかと思ってたらフルサイズ。

しかも大きいサイズ。

本日は~


フルーツタルトとショートケーキ。

お店は「ル・ヴェルジェ」。

あ、こないだ行ったお店だ(後日登場します)。


さて、どっちから食べようかな。

うーむ。



黄金桃が、まさしく黄金のように輝いているので


ショートケーキからまいりましょう。


桃は、噛みごたえあります(固め)。

酸味があるので、生クリームとナイスコンビネーション。

スポンジの間にもたんまり挟んであり、

底はパリパリパイ生地でした。


ああ、コーヒーも美味しい。


フルーツタルトもいきまーす。

ブドウ二種類に、梨、いちじく、そしてやっぱり



黄金桃!

実はブドウの方が気に入ってしまったのはここだけの話です。

酸味溢れる果物と、クリームのコンビネーションはやはり

黄金比。




ホットコーヒーでボー。


ああ、乗り鉄でコーヒー好きで桃好きの私には

なんたる至福の瞬間。

溢れるの予防のためか、ホットコーヒーの量は少な目です。

飲み終わっちゃった。

あ、そうだ。

1号車はラウンジで、ドリンク飲み放題だったではないか。




ラウンジでアイスコーヒーを飲みながら、

日本の秋的な車窓を楽しもう。


そしたら、あっという間に終点の会津若松駅に着きました。

1時間って短いね。


で、本来は直ちに駅前から高速バスに乗って

福島駅に向かうはずだったんですが、

高速バスを探しているうちに発車していまい、

とぼとぼと駅に戻り、さっき乗ってきたフルーティア&磐越西線が

すぐに折り返し発車なので

今度は、磐越西線の方に乗りました。


駅のトイレに行っている時間がないので、磐越西線のトイレに行こう。

もう、私はフルーティアの乗客じゃないから、

フルーティアのトイレも使えないんだわ、しくしく。

でもローカル線も好きなんだ、この鄙びた感じが。

あ、そうだ。


さっきの桃ジュースが残っていたではないか。

これで、想い出に浸りながら、また郡山に戻りましょう。




どうも、桃ジュースというと不二家ペコちゃんのネクタリンのドロドロイメージが強いのですが

こちらは、さっぱりといただけました。

ああ、伊達市の桃か。懐かしいな(後日登場します)。


さて、郡山に向かった私は、そのまま一路、福島駅を目指します。

理由は次回。




こういう理由 で、9月の県外テーマは福島県です。


鉄子な私ですが、観光列車にはあまり興味ありませんでした。

しかし、2012年に宮崎に行った時、

目的地にその時間に行ける電車がそれしかなく

半ば、仕方なしに乗った観光列車「海幸山幸 」が非常に楽しく、

観光列車もいいもんだなーと思って三年。


JR東日本で、土日に一日二往復、

郡山駅~会津若松駅を走るカフェ列車





フルーティアふくしま 」なるものがあるのを知り、

乗ってみたいなーと思いつつ

毎度のごとく、思ったまま忘れてたんですが

へびいちご様からメールを頂戴しました。


「フルーティア、7月からは桃スイーツが登場するそうです」


桃!


桃好きなんだー。

しかし、7~8月は忙しくて行けそうにないなぁ。

と、JR東日本のサイトを見ましたら、9月は黄金桃が登場するんですと。


黄金桃!


9月なら行けるかも。きっぷ買いに行こう。

でも、これって、みどりの窓口ではなく「びゅう」でしか買えないんですね。

びゅうなら宇都宮駅にあるな、と、8月下旬に特に何も考えないで行きました。


えーと、この日の1号列車ください。


「完売です」


2号列車でもいいですよ。3号でも4号でも。


「完売です」


この日は? え、ダメ?じゃあ、この日、この日、じゃあこの日だー!


「完売です、完売です、ダメですねぇ。ああ、完売です」


こうなったら心理戦。

シルバーウィーク中日の一番列車なら空いている気がする。




心理戦勝利。



このバウチャーで、ケーキ&珈琲と引き換えになるそうです。

無くさないようにしなければ。


怖いのは、宇都宮から郡山まで行く電車の遅延。

乗りはぐったらシャレにならん。

で、早く行きすぎてしまった ワケです。


9時になった。

ホームで待ってようかな。

一番線か。



一番線への階段は、フルーティアムードに満ち満ちておりました。

階段をあがって、最初に目に飛び込んだのは


貨車でした。

いいなー。あの形好きなんだー。


いや、私の今日の目的は




この、フルーティア。

そろそろ入線…


すでにキテター!


素晴らしい、なんて婦女子的なルックス。

1号車と2号車があるのか。

わたし何号車だっけ。2号車だ。

でも、2号車にはこのイラスト描かれてない。

1号車の方がいいなーと

窓にへばりついて覗きこんだら(不審者)

1号車はラウンジのみで、指定客席は無いようでした。


そうなんだ。では2号車に乗りこもう。



おー。

素敵なテーブル。

しかし私が座るのは


こちらの、一人用座席でございます!

一人用は4席しかないので、激戦なんでした。




テーブルに敷かれているランチョンマットも、フルーティアムードを盛り上げております。


係員のお姉さんのメイド服的コスチュームもいいですね(←おっさん)。

お姉さん、車内見まわったり、写真撮ってもいいですか。


「どうぞ」


やほーい。

いざ、2号車から1号車へ探検。


まずは、途中にあるトイレから(さすがに画像無し)。


うわー!豪華!

ウォシュレットつきの車内トイレって初めてみた。




手洗い場も美しい。



ベンチもある。


では、いざ、夢の1号車へ。


おおっ。


お水に、アイスティーに、アイスコーヒー!

すごい、さすがカフェ列車。


「お好きなものを、お好きなだけお飲みください」


わぉー。

さすが、乗車券込みで5千円(値段は時期により変動)。


「フランス料理のフルコース食べられる値段だな」


とかは、思わないようにします。


お土産やお菓子も売ってます。



かわいーですねー。




お、日本酒も。

なるほど、奥様に引きずられてきたお父さん方は

こういう楽しみ方があるか。


あ、そろそろ発車時刻だ。

自分の席に帰ろーっと。

せっかくだから、アイスティーいただいていきます。




席に戻りましたら、席はほぼ全部埋まってました。

(空いてる席は、途中から乗る人がいるから)

フルーティアは、通常の磐越西線に連結しているので

通路のガラスの向こうには、普通の列車の様子が見えます。

うおっ。満席で、座れてない方も多々。


どうもすみませんね、という気持ちと、だって五千円も払ったし、という気持ちが半々。


奥の席のご家族は、5歳くらい男の子が


「僕、これよりあっちの電車に乗りたい」


と、目の前の貨車を指さし、


「お母さんが、どれだけ苦労してチケット取ったと思ってんのよ」


お母さんに怒られていました。




わー、乗車証明書だ。




アイスティーもさすが美味しい。


「お待たせしました、フルーティアふくしま、発車でございます」


待ってましたー。



続く。


★★★★列車情報★★★★

フルーティアふくしま

詳細はリンク先をご参照ください

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