1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

Category日光天然氷かき氷&栃木県内かき氷

こういう理由でして、7~9月の日曜日は「かき氷・氷菓・冷菓遍路」です。

夏なのを忘れそうな、曇りマークの日々。
梅雨なのを忘れそうだった晴れマークの日々だったのに。

なんてアマノジャクな天気なんだ。
こんなことでは…

山に登れないー!(=腹囲が落ちない)

雨でも登れるんですけどね。私に根性がないだけで。

ああ、青空が、青空が恋しい…
そんな私は

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あおぞら珈琲さんに行ったのでした
確か、かき氷があったような。

「すべて450円です。今日は、コーヒー、梅、ミント(チョコミントだったかもしれない)です」

ミント!実は私は「チョコミント」が全く食べられないのであった。
梅は、毎日梅干し食べているので、ちょっと離れたい。
消去法ですがコーヒーで。

コーヒーらぶの私が、なぜコーヒー味のかき氷を滅多に食べないかというと、実は「甘いコーヒー味」が苦手なのでした。
ゆえに、コーヒーゼリーもコーヒーケーキも滅多に食さず。
唯一の例外はコーヒー牛乳。

屋内でも食べられるんですが「かき氷は屋外派」なので

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お外でいただきます。

「どうぞー」

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美しい。氷の女王のよう。

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氷の削り感も、ふわふわ羽根系っぽい。

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王冠のような、頂点の「飾り氷」も美しく。

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ああ、吸いこまれていきそう。

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では、いただきまーす。

シロップの「濃厚な甘さ」がなくて、さらりと食べれるコーヒー味。
これは私の好み直撃かも。

氷も柔らかくて、かと言って水っぽくなくて、これはわんだほです。
そして、氷そのものも非常に美味しい。

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最後の「半溶け」状態も、堪能させていただきました。

ご馳走様でした。

心の中に、「あおぞら」到来。

★★★お店情報★★★
あおぞら珈琲
宇都宮市吉野1-4-3

営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください
★★★★訪問記録★★★★
一回目
二回目

三回目(この記事)


前回のあらすじ】

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パワスポの「名草巨石群」を経由して赤雪山に登ったはいいものの、往復4時間の想定外のアップダウンの多さと35℃近い外気温のクロスマッチで、人間脱水機のようになってしまった私、都内外資系OLの友人(以下「外」)、人妻の友人(以下「人)」は、かき氷を食べなければもう動けない状態になってしまったのでした。

そんな3人の前に、

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なんということでしょう、「氷」の文字が。
弁天屋さんだそうな。
焼きそばやラムネもありましたが

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もちろん、かき氷。
なんというノスタルジック系。
古き佳き時代のかき氷。
すみません、これください。

「1個200円です」

安いっ。

外「こないだ銀座で、日光天然氷のかき氷2000円超で売ってた」

ひょーっ。

人「私はコーラ味」

あっ。さっそくオーダー。

外「レモン」

私はゴージャスに行く。
いちご+練乳で。

「350円です」

やっぱり安い。

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なんという年代物的なかき氷マシン。
熱帯魚の下の「MADE IN JAPAN」の文字が誇らしげ。
そして、

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私のイチゴ&ミルク。
なんと可愛らしいルックス。
昭和初期の少女雑誌のモデルのようだ。
ガラスの器と銀のスプーンも萌ゆる。

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友人のレモン。

外「さっぱり!生き返るー!」

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人妻の友人のコーラ。

人「コーラ味ってどうなんかなと思ったけど、意外な大ヒット」

普段は「食べる?」「一口ちょうだい」とか声かけてお互いのを食べるのですが、この日は無言(もはやそんな気力も無かった)で

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お互いのかき氷を奪い合う私たち。

外「やっぱりアレだね、かき氷は冷房効いた室内で高いの食べるより、炎天下の屋外で安いの食べた方が、美味しく感じる」

空腹が最高の調味料なら、山登りは最高のシロップだね~。

人「おかわりしようかなぁ」

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山とかき氷の親和性は最高峰。

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イチゴシロップの甘酸っぱさ、練乳の濃厚な甘さは疲れた身体に癒しを与え、氷の冷たさは炎天下の山登りで倒れそうだった身体に最上級の回復魔法。

外「べホマズン…」

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私がかき氷において大好きな、最後の「半溶け」状態もこれ以上なく美味しく味わえました。

あー、生き返った。
今シーズンナンバーワンに感じたかき氷でした。

外「それではお昼を食べにいこう」

人「その前に着替えたい。もはやこれ以上耐えられない」

それでは、その両方にレッツゴー。

続く。

★★★★お店情報★★★★

弁天屋

栃木県足利市名草上町4784

営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください




三連休に都内外資系OLの友人が帰省しました(以下「外」と略)。
山登り行こう。

外「なんでいつも、私とあんたの二人なのよ」

人妻の友人も誘おう(以下「人」と略)。

人「去年山登りグッズそろえたんだけど、登山二回目なのよね。大丈夫かな」

外「ちなみに、どこ行くの」

足利の赤雪山。

外「なんで」

前に言った、「名草の巨石群」というフォトジェニックな場所に行けます。

外「山の名前違くない?」

すみません、前回間違えました。

そして朝8時半。
登山口のある、名草厳島神社の駐車場に入ろうとした私の車の前を横切る、黒い影。

外「熊っ!?」

猪だよ。うわ、でかい。
それに、わー、ちっちゃいのがいっぱい。

人「お母さん猪と子どもだ!ウリ坊だ、5匹!」

初めて「生ウリ坊」を見てしまった、かわえー。

熊といえば、「逃走中の強盗犯が山に逃げ込み、前に熊、後ろに警察」というニュースの見出しを見て、どこのロッキー山脈だよと思ったら栃木だった。

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さて、それでは行きましょう。
厳島神社の境内を抜けていきます。そしてその境内には

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巨石群が。
まずは弁慶の割石。

外「でっかい岩が、見事に真っ二つだね。どうやったらああなるのかな」

聖剣エクスカリバー…。

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こちらは、巨石群の中をくぐり抜ける「胎内くぐり」。安産にご利益ありと言われています。

外「あたしたちみたいに縁が無い人は、どうすんの」

難産の仕事が終わりますようにーとか、アレンジすればいいんじゃないの。

人「狭いっ。閉所恐怖症の人は難しいかも」

外「狭いよー暗いよー怖いよー」

その元ネタが分かる人は、今、どれだけいるか…。

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奥の方にも巨石群はありまして、ホントに、なんでここに巨石が固まっているのだろうかと謎めいている場所なのですけども、

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とりあえずは、登山に行きましょう。ではいざ、3キロ先の赤雪山にレッツゴー。
しばらくは、この舗装道を登って行くらしいんだけど、

外「いつまで行くのー。長いよ」

人「山靴だと、かえってキツいね」

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やっとあった。登山口。

外「赤雪山まで1.4キロ。半分以上が舗装道ってどうなのよ」

私に言われても困るよ。

人「っていうか、このへんまで車で来られたのでは」

仕方ないじゃないかー。オフィシャルな駐車場が神社前なんだもん。

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外「しかも、いきなり急登だし」

大丈夫、1.4キロだからあっという間についちゃうよ。

…と思ったのが素人の浅はかさ。

外「まただー!違うー!」

そう、「雰囲気的にもうすぐ頂上だ」→がんばって登る→違かった

ということを、何回繰り返したでしょうか。

外「キツいアップダウンが何回もあるわねぇ。これ縦走よ」

この山はアレだね、ツンデレじゃなくて、デレツン。

人「デレツンツンな感じ」

そして酷暑の夏。
汗が、ああ、汗が。首に巻いてるタオルが、なんかもう最大吸水量に達している。

人「老廃物が流れていく感じがします」

外「そういえば、私こないだ人間ドックだったのよ」

おっ。どうだった。

外「こんなに頑張って登山したのに、体脂肪変わらなかったのよ。どういうことよ」

むしろ、あれだけ食べて変わらないのはスゴイのでは。

そして、息も絶え絶えになりながら

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着きました。
赤雪山頂上。

外「こんなに頑張って登ったのに、眺望がない」

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うーむ。

人「登った人たちの血の涙で雪が染まって、赤雪山って名前なのかなぁ」

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とりあえず四阿(あずまや)があるんで、休んでいこう。

外「梅干し食べる?」

ありがと。

人「チーズ食べる?」

ありがと。

外&人「なにくれるの」

あふれんばかりの愛。

外「いらん」

そして、キツいアップダウンを繰り返して登ってきたということは、キツいアップダウンを繰り返して降りていくということなのですよ。

スタート地点の駐車場に戻ってきた時には

外「私、全身の水分が入れ替わったしまった気がする」

人「着替えたい着替えたい着替えたい」

どのくらい歩いたんかねぇ。


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おおっ。
往復4時間だし、傾斜もキツかったら、おそらく消費カロリーは1800kcalくらい。
なんでも好きなもの食べられるぞー

外「かき氷!私はいますぐかき氷が食べたい。でないと考えられない」

人「かき氷かき氷かき氷」

大小山なら、登山口にあったんだけどねー。

外「よし、今から車で行こう」

たぶん遠いよ。同じ足利でも、ここは北の端だけど、あちらは東の端だし。

外「かき氷食べないと動けないー!」

そしたら、なんということでしょう。

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すぐ目の前に「氷」の文字が。

続く。

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