1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

Category香川県

いちごの種類:女峰

産地:香川県


こういう理由 で今年も4月はひたすら「いちごパフェ」です。

この記事から県外編となります。

栃木編については、訪問順に登場してましたが、

県外編については、特に意味無く順不同で登場します。

最終回のみ「女王様」が登場します。


県外編第一回目のきっかけは、

2014年いちごパフェ流れ旅岡山編 までさかのぼるんですが

岡山駅に着いたので、観光協会でガイドブック読みましたら




豊島の記事が。


まぁ!カフェ併設のいちご屋さんがあるとな。


豊島と言えば、岡山と香川の間で瀬戸内海に浮かぶ。

で、考えてみれば、つくば在住の大学時代の友人に、

「直島・豊島旅行に行こう」と言われてた けど

「現代アートは敷居が高すぎる」と難色を示した私ではないか。

友人ー!行きます行きます。豊島へレッツゴー。


友「あんたは、ほんとに食べ物が絡まないと動かないんだね」


てなわけで、昨年のGWに豊島に行ったわけです 。

でもって、ガイドブックで読んだ




いちご家 さんに来たワケです。

いちご農家の奥様が




カフェをやってらっしゃるのです。

もちのろんろん、生いちごいっぱいパフェ550円ください。



素敵ー。

お盆まで苺。


Do you like STRAWBERRY ?


YES I DO。

むしろLOVE。





そんな苺パフェ登場。


麗しの鳥瞰図。


あ、そうだ。

奥様、イチゴの種類はなんでしょう。


女峰です」


にょほー!?


往年の栃木の大スター。

現在では、ほとんど見かけなくなってしまった…


「豊島もですけど、小豆島で作られてるのは、ほとんど女峰です」


なんという感動。

幕末の頃、オランダ人が日本に行ったら

古式ゆかしいオランダ語が話されていて

驚いたという、アレに似ているような気もする。




小さい頃を思い出す。


女峰に牛乳かけて、で、酸味が強いから

砂糖かけてつぶして食べたっけ。


とちおとめに代替わりして、甘いから

砂糖かけて食べるなんてしなくなったけど。





女峰の酸味が心地よく、濃厚ないちごソースがアシストしています。
クリームとナイスコンビです。


ノスタルジアな気分に浸れた苺パフェでした。




★★★お店情報★★★★

いちご家

香川県小豆郡土庄町豊島家浦2133-2

営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください

★★★訪問記録★★★★
一回目の一 (この記事)
一回目の二


こういう理由で 、つくば在住でWebデザイナーやってる

友人の好みに従い、香川県は直島に二泊三日アートな旅に来ておりましたが、

ついに最終回です。



直島から高速船に乗りまして


直島に別れを告げ、着いた先は…



豊島でした。


豊島というと、昔の過去最悪と言われた不法産廃問題。

「恐るべきさぬきうどん」で著者の田尾さんが怒っていたので覚えてる。


友「やっぱりうどんかい。今は、とてもきれいに整備されて

  直島と同じく、アートな島なんだよ。

  その中でもいちばん有名なのが豊島美術館。

  今回、ぜひぜひ行ってみたかった。

  バスでいくよ」


小さなバスは満員でした。

レンタカーで来なくてよかった。


友「そうだよね。道細いし、山道くねくねだし」


まだ着かないかなー。ううう、酔いそう。(←自分の運転でないと酔うタイプ)

雑談で気を紛らわそう。

うどんって言えば、香川の新聞の一面記事は讃岐うどんの価格 なんだって。


友「やっぱりうどんかい。あ、次で降りるよ」





降りた先は…


絶景でした。

わー、棚田だー、海だー。

棚田いいよねえ。

ところで美術館無いよ。


友「右手観てー」


あれが?!

え?何が展示してあるの。


友「展示というか、空間を楽しむ!

  大きく二か所、天上に穴が開いてるので、そこから見える風景と

  床を流れる水滴、そして穴から差し込む光、そして静寂!

  床に寝転んでも自由。その空間を楽しむこと!…だって」


で、私は現代アートの「げ」の字も解さない人間なのですが

それでも、「これはすごい」と思いました。

モダンバレエ苦手なのに、たまたま観たシルヴィ・ギエムのコンテンポラリーに

魂が抜かれるような感動を味わったあの時の感覚思い出すー。


友「ねー?豊島来てよかったでしょ」


良かった良かった。


で、帰り道を歩いてたらドブに落ちました。


友「あー、ビックリした。いきなり目の前で落ちるんだもん。

  ケガしなくて良かったねぇ」


ドブに落ちるなんて小学一年生以来だよ。


半泣きしながら歩いて向かった先は



食堂101号 さんでした。




いわゆる古民家カフェ的。あら素敵ー。




友「照明もすてきー」


おおー。

益子のひょうたんランプみたい。



お水に氷が入ってないのもいいですね。

そしてお水が非常に美味しい。



えーと、二人とも「きらめきランチ」千円にします。

ドリンク別に注文しよっか。



私は、自家製レモン酵母を使用しているという、レスカ☆500円にします。


友「季節のお飲みものってなんですか」


「いちごと豆乳のスムージーです」


友「じゃ、それで」




きたー。




季節のお野菜たっぷり。きっと地元産かな。

で、メインのカレーコロッケに入っている…


グリーンピース!

これ、めっちゃくちゃ美味しかった。

グリーンピースにこんなに感動すると思わんかった。


うれしい雑穀米。




キノコのスープの優しい味でした。




ドリンク登場。


友「いちごと豆乳のスムージー美味しい!

   今回の旅でナンバーワン!」


あら。一口おくれ

わー、ほんとだ、さっぱりと美味しい。

豆乳使ってるのに、全然豆臭くない。




自家製レモン酵母を使っているというレスカも

きつい酸味はなく、まるで豊島のように、穏やかな味でした。


まんぞくー。

…ああ、もうフェリーで帰らなきゃね。

豊島→直島→宇野港、そして宇野港からバス、岡山駅から新幹線…


そして家に帰った私に訪れたのは




怒涛の島ブームでした。


ああ、日本の島々を一年くらいかけて全部まわってみたい。

これは転機だ。もう仕事を辞めてフリーの身になろう。

(石垣島から帰った時も同じことを言っていたような )


夢見心地のまま6月は終了。

明日から7月ですので、前半は栃木県内ワンテーマの旅です。



★★★お店情報★★★
食堂101号
香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃1053
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください

こういう理由で 、つくば在住でWebデザイナーやってる

友人の好みに従い、香川県は直島に二泊三日アートな旅に来ております。


早いもので、最終日の夜明けとなりました。



せっかく、広大な敷地を誇るベネッセハウスに泊まったのですから…



朝ラン!

おお、トレラン気分が味わえるではないか。

友人、ただいまー(ぜーはーぜーはー)


友「おかえりー。朝ごはんいこう」


さて、ベネッセハウスはプランは素泊まりのみです。

夕食もそうですが、朝食を食べるには別途費用と別途予約が必要です。


友「夕飯はお値段的に無理だけど、せめて朝ごはんくらいは中で食べたい。

  これもまた、旅の想い出だよ」


ビュッフェスタイルだと2600円で、定食だと2100円だって。


友「そりゃ定食だよね」


定食を選んだ場合は、別の建物(ベネッセミュージアム)にある

日本料理 一扇 さんが会場となります。

うーん。建物の名前が名前だからなぁ。無理かな。

一応確認。写真大丈夫でしょうか。


「大丈夫ですよ」


良かったー。


さて、和定食or洋定食となります。

私は和定食でいきます。


友「魚介類が無さそうな洋定食にします」




友「ジュースは野菜、付け合わせはベーコン、シリアルではなくパン、

  コーヒーでお願いします」




ジャム登場。

すごい、リゾートホテルな感じだ。



ヨーグルトにグリーンサラダにフルーツ。


イッキに華やぐ食卓。


パン登場。

…足りる?


友「うん、十分だよ。わたし、朝あんまり食べないし。

  しかも…」




友「目玉焼き二個来たから、むしろ食べきれるかどうか」


無理だったらお声かけてください。手伝います。




私の和定食。


お味噌汁に茶碗蒸し。


ご飯!


湯葉のおつくりと、じゃが芋団子。



香の物に、ジャコのふりかけ。


箸を入れた瞬間、脂が飛び散った鮭。


どれも大変美味しゅうございました。

一生に一度の朝食でした。


周囲360度、ほぼすべて外国人観光客でした。

なんでも、海外のリゾート雑誌でこちらのベネッセハウスが

よく紹介されるんだそうな。

そんな皆様の洋食率は100パーセントだったのですが

わたくしの和定食に視線を向けてました。

興味はあるけど、食べるのは難しいってところでしょうか。


青春時代、ヨーロッパ鉄道旅行をした時

メニューが全然読めない国に行って、指さし注文したものが

出てくる時の、あのドキドキを思い出した。





デザートとコーヒー。


みかんゼリー。

正直、ゼリーは苦手なんですが


フル・オブ・みかんで美味しかった!


これまた美味しかったコーヒーでボー。


友「ああ、直島ともお別れかぁ。まだまだいたかった」


しょーがない、お互い勤め人の身だし。


次回で最終回です。


★★★お店情報★★★
日本料理 一扇
香川県香川郡直島町3418 ベネッセハウス ミュージアム B1F
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください

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