1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

Category香川県

谷川米穀店 を出た私は次なる場所へと向かいました。
このお店を知ったのは、我が最愛の
田尾団長 の名著「超麺通団 」。
そこに、このうどん屋を評して、団長がこう書いていらしたのです。


「うどん好きが死んで天国に行ったら、こういう光景ではないか」

そうか。私が死んだら、そこに行くんだ。
生きているうちに、死後の光景の予習をしておこう。

しかも、谷川米穀店から4キロ強。
徒歩だったら1時間コースだけど、なんせレンタカーだから5分で着いちゃった。
っていうか、間もなく着く…。
着く…。
着…かない!

…ひーーーーーーーーーーーーー!なんですか、この強烈クランクは!
農耕車一台が通るのが精一杯の道幅の上に
左に落ちれば溝にハマり、右に落ちれば田んぼに落ちる。
対向車来たら、絶対激突。(だって逃げられないし戻れない)
その上、お店につく直前に、強烈曲がり角が~!

ああ、うどん神よ、私をお守りください。
昨日さんざん見捨てたんだから、今日くらいなんとかしてよねー!

……。



はっ。
目の前に広がる花畑な光景。
着いたんだ。
その名のとおり「
花畑うどん 」さんに。

ああ、目の周りを庭園…というか花がテキトーに咲いているというか
緑に囲まれてるというか、なぜか西洋風のデッキチェアがあるというか
わけの分からないフラワーな光景を、泳ぐように抜けていく私。

抜けた先には、作業小屋みたいところがあって、おじちゃんが一人。
うどんください…。

「何にする?」

しょうゆうどんの小を…。

「150円。そこの箱に入れて」

作業小屋にはでっかいテーブルが一つあり、私はそこに座りました。
テーブルの脇に、お菓子が入っていたような箱があって小銭が撒いた

ように入れてありましたのです。
なんと性善説な…。
ああ、山のあなたの空遠く 「幸」住むと人のいふ…



来た!しょうゆうどん。

「しょう油のほかに、このへん好きなのかけて」

見たら、唐辛子の煮物(?)と、カツオ醤油だかなんだかわかんないけど、
というか忘れたけど、二種類ありました。
どうせだから、さっきの青唐辛子と食べ比べしてみましょうか。



てなわけで、青唐辛子の漬物をかけました。
ネギもちょいとかけて、いただきます。


……。
………。
こ……こ……これはすごい……。
なんという表面の「ぬめり」。
こんなに「ぬめり」のある冷やしうどん、はじめて食べた。

あああああああああああああああああああああ。
谷川米穀店に寄らず、この後もう一軒控えていなかったらあと3杯は食べられた。
なんてことだ。
讃岐うどんというと「太い」というイメージだけどここのは幅広。珍しい。
私は最高級に好きだけど、現地の方からしたらどうなのかな?
是非知りたいところです。

で話は戻って、ぬめぬめした表面にしょうゆがからんで青唐辛子がぴりっとシメて

私は、今のところ今回の旅で最高級に気に入りましたo(〃^▽^〃)o


お外に出れば、花畑…にはまだちょっと時期が早いけど、花畑…。
人生に終りが来た後、お墓に入る人と、千の風になって吹き渡っている人が

いるみたいだけど、私は、ここでうどんを食べているんだ。



★★★お店情報★★★

花畑うどん

香川県仲多度郡まんのう町中通506番地
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください。


道の駅 を出発しひた走ること30分。野を越え山を越え。
そういえば、道の駅に行く途中に「
山越 」があった。
早朝だというのに大行列。
心ひかれたけど、今日は「あのお店」のために、朝は抜いていきたいのです。
てなわけで、文字通り山を越え、つきましたるは香川の山奥。
全国の讃岐うどんフリークがここを目指す。
その名も「
谷川米穀店 」さん。

前回の讃岐うどんツアーで、徒歩と公共交通機関だけでうどん遍路した私が、
涙を飲んで断念したお店・その1がこのお店だったのです。
なんせ、電車がない。バスがない。いえ、、バスはあるんだけど、行列に巻き込まれると
帰れる時間にある唯一のバスに間に合わないという恐ろしいところ。

今回、レンタカーに挑戦したのは、このお店に来るためなのです。



11時には大行列。売り切れ御免の谷川米穀店。
その上、臨時休業まであるという、マニア泣かせなお店。
昨日、悲惨な目に遭い続けた私は、今朝電話したのです。

「栃木から行くんですけど、というか、もう香川に来てますけど、

 今日やってますよね?」

オバちゃん
「やってるけど、売り切れ御免だから気をつけてね」

よっしゃー!

ナビは偉大だ。
香川なんて右も左も分からない私を、この秘境に聳え立つ

谷川米穀店まで導いてくれたんだもの。
時間は9時40分。ふふふ、一番乗り…じゃない。
私の前に50~60代の夫婦が一組いて、写真をパシャパシャとっている。
夫婦でうどんマニアなんだ!

気がつけば10時40分。
ひーっ。
後ろを振り返れば、大行列!

「どうぞ~!」

お店が開いた!早めにあけてくれたんだ。

入ってすぐ注文するシステム。料金は後払い。
私は、目の前にいたうどん夫婦の注文が気になってしまった。

しょうゆうどんでいくのかな?
それとも、あったかいの?
あのマニアな会話は、ただものではなかった。さぁ、いざ注文なさって!

「ソバ」

がちゃ~んずどどどどどどっしゃ~ん。
と、吉本ギャグ並に派手な音を立てて、私はマジでコケた。
立ち直りながら、「冷たいの『大』」を注文する私。
うどん遍路のときは一店一玉、がマイルールだけど、なんせ谷川米穀店。
ルールは無しってことで。



テーブルの上には大量のネギ。


他には、しょうゆ、酢。

ここのうどんは酢じょうゆを、自分でカスタマイズしてかけて食べるのです。
酢じょうゆラブの私には、最高!
そして、右端にあるのが、ウワサの「自家製青唐辛子のつくだ煮風」!
冬季限定のこのオプションを求め、全国からうどんマニアが集うのです。



キターっ。
私が初めて「讃岐うどん」&谷川米穀店を知ったのが、1999年の

10月号のdancyu「うどん大勝負」。
そのとき以来、夢見ていたうどんが、今ここに!

「冷たい 大」で210円!


いただきます!
…の前に。



青唐辛子のつくだ煮風をかけよう。
私は辛いのダメだけど、そんなこと言ってられない。
今度こそ、いただきます!
ずるっ。

…。

表面がツルっ。
食感は、誤解を恐れず言うけど「すとんっと落ちる」。
酢じょうゆは爽やかなハーモニー
そこを青唐辛子がピリリ…というかビリビリというかヒリヒリとシメる。

正直なところ、ここまでたどり着いたことに感動して味覚が麻痺していて、

味が分からなくなっていた(T▽T;)
でも、もう無条件に「美味しい」。
ああ、讃岐うどんと世のうどんマニアに乾杯!

さっきのうどんマニア夫婦は、おかわりで「うどん」に取り掛かっていらしました。
話を聴くに、醤油だけで食べる「ソバ」は冬季限定の名物らしい。
食べたいのだけど…。
私、この後二軒控えている上に、徒歩じゃなくて車なのよね。
次回、再訪時に必ず!食べさせていただきます。



★★★お店情報★★★

谷川米穀店

香川県仲多度郡まんのう町川東1490
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください。


二日酔いをひっぱることもなく 、うどんツアーも2日目。
あっという間。今日でツアーも終り。正式には15時で終り。
私はおやつの時間までのシンデレラ。
だって、レンタカーの返却予定時間、15時で契約しちゃったんだもーん。

てなわけで、県境越えすら一年に一回くらいしかやらないこの私が、
レンタカーで香川をめぐることを決めたのでした。

うどん心は、恐怖をも超越する(`・ω・´)b

というわけで、車を借りたわたし。もちろんナビつき。
自分の車にはナビがついてないけど、まぁ、使えるんでしょう。


着くまでにイロイロありましたがそれは省きます(T▽T;)


というわけで、イロイロあったけど着いたー!

なぜかシュールな一休さんが私を出迎えてくれた「道の駅 滝宮 」。

ここを選んだ理由は一つ。




さすがうどん王国の道の駅。「さぬきうどんアイス」があるのです!
それも三種類あって
・さっぱり(初心者向け)
・純こってり(上級者向け)
・超こってり(イリコの粉末入り・マニア向け)

うーん。
超こってり行けそうな気もするけど、私のディープさなんて香川では、

バイエル70番程度。純こってりにしておきましょう。


てなわけで、いただきます~の150円。


うどんが中でブチブチしてる。ミルク部分はフツーにミルク。
なんだ、超こってり行けたな。



★★★お店情報★★★

道の駅 滝宮 (みちのえき たきのみや)

香川県綾歌郡綾川町滝宮1578
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください。

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