1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

Category長野県

今年の2月に「すみよし也」さんの記事の時に書きましたが、私には夢があるのです。

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2003年6月号dancyuのおにぎり特集に出てきた

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野沢菜おにぎりを食べに、信州の野沢温泉「村のホテル 住吉屋」さんに泊まりにいくのです。

と、書いたら行きたくて行きたくて、もうたまらず。
「そのうち」と言っていたって、人生どうなるか分からない。
都内外資系OLの友人、一緒に行きましょう。運転するから。
野沢菜おにぎりのためなら、片道250キロなんのその。

友「いいよー」

というワケで、今回の旅行の最終目的地は、長野県の野沢温泉。

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14年間夢見ていた、村のホテル 住吉屋さんに泊まりにこられたワケです。
やったー、着いたー。遠かったよー(号泣)。いろんな意味で。

歴史ある趣のある宿は、おそらく増築に増築を重ねたのではないかと思うのですが、迷宮のようでした。

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部屋に囲炉裏がある。なんてワビサビ。

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廊下から見える中庭には、山野草が自生。

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おコタの上には温泉まんじゅうと、温泉の源泉(飲めるんだそうな)。

友「? なんの本持ってきたの」

2003年のdancyuだよー。この温泉が載っている。

友「うはー」

夕飯の飲み物どうするっ。飲むよ私は。

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友「温泉宿と来たら冷酒でしょ」

私はにごりワインにする。その前に、散歩してくるっ。
私が向かいました先は、

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お宿のほとんど目の前にある麻釜(おがま)です。野沢温泉のシンボル。

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源泉が湧出していて、地元の方々はこちらで温泉卵作ったり、山菜ゆでたりする大切な場所なんだそうで。
それゆえに、私のようなビジターは中に入ることはできず

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外から眺めるだけ(危険という理由もあるんだそうな)。

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ありがたやー(拝む)。

さて、宿に戻ろう。温泉だ温泉だ。
温泉宿に泊まるなんて何年ぶりだろー。

ステンドグラスに彩られた温泉は、とても趣があり、熱かったです。
よいお湯でした。
お酒飲む準備万端。

友「準備できたって電話あったよ。行こう」

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信州名物が出てくる和食。良いですねっ。

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そして乾杯。

友「250キロ運転お疲れ」

どもー。
にごりワインって初めて飲んだけど、まろやかー。

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そして、野沢温泉名物の「取り回し鉢」(大鉢にいろんな料理が入っていて、みなで取り分けて食べる)は…、真ん中のお皿かな。

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お芋!

友「二人で食べきれるの、これ」

食べちゃうよ、きっと。

友「まぁね」

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そして、もうひと皿「芋なます」。

友「ジャガイモづくし」

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蛍烏賊 黄味酢。
イカさんの下にある山芋が、細かく切ってあるのですが、これが美味しかった。シャキシャキしゃくしゃく。


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では、気合いを入れて、いただきます。

続く。

★★★★お宿情報★★★★

村のホテル 住吉屋

長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8713

営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください

上田市に運転してきただけで疲れてしまったので、松本市に行くのはやめて、ダイレクトに最終目的地に行ってしまおう、という結論に達した都内外資系OLの友人と私でございます。

友「おっと待った。途中で小布施寄って」

なんでー。直線上にある場所だから別にいいけど。

友「実家のお土産に、小布施の栗かのこ頼まれてるのよ」

小布施で買わずとも、あっちこっちの道の駅とかでもあると思うぞ

友「小布施で買うことに意義があるのよ。コーヒー休憩もするからさ」

コーヒーと聞いたからには、降りねばならぬ。分かった。高速降りる。小布施に前回来たのはいつだっけ。2012年の秋だった。

友「何しに来たの。いや、食べモノだろうけど」

栗の時期に栗を食べに。確か、良いカフェがあったような。名前なんだっけなー。自分のブログの中を検索するのもめんどくさいので、テキトーに歩いて雰囲気で決めよう。「孤独のグルメ」でその手法が有効なことを学んだ。

友「まずは栗かのこ買ってからね」

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友「あ、ここ良さげじゃない。水出しアイスコーヒーだってさ、水出し。好きでしょ」

お店の横の桜が綺麗だそうな。ちょうどいいか。では決め。

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桜吹雪が舞い散る中にあるそのお店は、マルテ珈琲焙煎所さんでした。

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いいなー。庭に桜の木があるのって夢なんだ。
自宅で花見ができる。

友「桜の木って、虫がつきやすいから消毒とか大変なんだってよ」

夢もへったくれもない。
こんにちはー。水出しアイスコーヒーください。

中は数席ですが、イートインスペースがありました。

友「中で休んでいこう。外で花見コーヒーもいいんだけどね」

ちと寒いしね。さらにアイスコーヒーだし。

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「どうぞ。サービスです。急冷のアイスコーヒー」

この「一口分」が美味しい。
ああ、生き返る。

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これ、焙煎機かな。でっかい。

「水出しアイスコーヒーどうぞ」

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お待ちしていましたー。
ああ、すっきりさっぱり美味しい。

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友「私は春ブレンド。この試飲のアイスコーヒーはあげる」

コーヒー好きだけどアイスコーヒー飲めないんだっけ。そのへん分からない。

友「ダメなのよ、なぜだか分からんけど」


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水出しアイスコーヒーのクリスタルな苦みが、身体と気力にエナジー注入。
では、いざ、最終目的地まで頑張って運転していきましょう。

友「がんばれー」

そして、時は過ぎ、帰り路の群馬のSA。
友人がこの時小布施で買ったのと全く同じ「栗かのこ」が売っていたのでした。

友「あんまりだー」

よくあることだよ。私も福井の鯖寿司で同じようなことが

★★★★お店情報★★★★

マルテ珈琲焙煎所

長野県上高井郡小布施町小布施788

営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください


都内外資系OLの友人と征く、一泊二日の長野旅。
私は「いちごパフェ」、友人は「お城」があれば良い。

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花吹雪の上田城を後にし、次に向かいますは…

友「どこだっけ」

予定では40キロ先の松本。

友「なんでだっけ」

松本城といちごパフェ。

友「先に、上田でお昼食べていかない?松本遠いでしょ」

事前リサーチしてないよ。

友「私が今する」

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上田駅にある上田からあげセンターさんに行きました。

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ご当地唐揚げが人気なんだそうで。

友「やったー。から揚げ、から揚げ」

旅友は、やはり食べモノの好みが似てないと。

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友「やっぱり、一番人気を選ぶべきよね。美味だれから揚げ定食の小にする」

私もそうする。

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しかし、から揚げ定食の種類が多いね。私には夢のような世界。

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友「なんで山賊焼って言うの」

たかぎなおこさんの「愛しのローカルごはん旅」で読んだところでは、「鶏揚げる→とりあげる→取りあげる→山賊」となったそうな。

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付け合わせもご当地なのかしら。

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もやしと生姜の甘酢漬け。美味しいね。これ。家で再現できるかな。らっきょう酢にもやしと生姜漬ければいいんだよね。

友「つまみよね。これが食べ放題って素晴らしい」

ところで友人、地元民らしい周囲のお客さんを観察していますと、普通のから揚げ定食に

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怒涛のようにマヨネーズをつけているパターンが多いです。

友「えっ。それで行くべきだったかしら」

そもそも、なんで二人で同じもの頼んだんだろう。分けてシェアすべきだったのでは。

友「自分で頼んだくせに。間に合うなら、チェンジ、チェンジ」

間に合いました。良かったね。

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友人は予定通り「美味ダレから揚げ定食」

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友「凄いわ、この立ち上るニンニクの香り」

同部屋は私だから、別に気にしなくていいよ。

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私は普通のから揚げ定食。

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友「そこに怒涛のマヨね」

いえ、私はから揚げはレモンだけ派なのです。

友「1個ずつトレードしよう」

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ミックスから揚げ定食に転じました。

唐揚げの形状は、平面的。カリカリジューシーで美味しゅうございます。
生キャベツがアクセントでパリパリさっぱりでいいですね。

美味ダレも、そこはかとなくニンニクの香りが。

友「ウェルカム トゥ ニンニクワールド」

ご馳走様でした。お腹いっぱい。なんか、こう、かったるく…。

友「松本行くの、遠いわよねぇ」

そうだねぇ。上田から最終目的地までA→Bと直線で80キロで行けるところを、
松本に寄ると、A→C→Bと直角三角形を描き、合計140キロになるからねぇ。

友「もう最終目的地行っちゃおうか」

そうしよう。

投げやりな二人でした。

★★★★お店情報★★★★

上田からあげセンター

長野県上田市天神1丁目1887-17

営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください

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