今年の2月に「すみよし也」さんの記事の時に書きましたが、私には夢があるのです。
2003年6月号dancyuのおにぎり特集に出てきた
野沢菜おにぎりを食べに、信州の野沢温泉「村のホテル 住吉屋」さんに泊まりにいくのです。
と、書いたら行きたくて行きたくて、もうたまらず。
「そのうち」と言っていたって、人生どうなるか分からない。
都内外資系OLの友人、一緒に行きましょう。運転するから。
野沢菜おにぎりのためなら、片道250キロなんのその。
友「いいよー」
というワケで、今回の旅行の最終目的地は、長野県の野沢温泉。
14年間夢見ていた、村のホテル 住吉屋さんに泊まりにこられたワケです。
やったー、着いたー。遠かったよー(号泣)。いろんな意味で。
歴史ある趣のある宿は、おそらく増築に増築を重ねたのではないかと思うのですが、迷宮のようでした。
部屋に囲炉裏がある。なんてワビサビ。
廊下から見える中庭には、山野草が自生。
おコタの上には温泉まんじゅうと、温泉の源泉(飲めるんだそうな)。
友「? なんの本持ってきたの」
2003年のdancyuだよー。この温泉が載っている。
友「うはー」
夕飯の飲み物どうするっ。飲むよ私は。
友「温泉宿と来たら冷酒でしょ」
私はにごりワインにする。その前に、散歩してくるっ。
私が向かいました先は、
お宿のほとんど目の前にある麻釜(おがま)です。野沢温泉のシンボル。
源泉が湧出していて、地元の方々はこちらで温泉卵作ったり、山菜ゆでたりする大切な場所なんだそうで。
それゆえに、私のようなビジターは中に入ることはできず
外から眺めるだけ(危険という理由もあるんだそうな)。
ありがたやー(拝む)。
さて、宿に戻ろう。温泉だ温泉だ。
温泉宿に泊まるなんて何年ぶりだろー。
ステンドグラスに彩られた温泉は、とても趣があり、熱かったです。
よいお湯でした。
お酒飲む準備万端。
友「準備できたって電話あったよ。行こう」
信州名物が出てくる和食。良いですねっ。
そして乾杯。
友「250キロ運転お疲れ」
どもー。
にごりワインって初めて飲んだけど、まろやかー。
そして、野沢温泉名物の「取り回し鉢」(大鉢にいろんな料理が入っていて、みなで取り分けて食べる)は…、真ん中のお皿かな。
お芋!
友「二人で食べきれるの、これ」
食べちゃうよ、きっと。
友「まぁね」
そして、もうひと皿「芋なます」。
友「ジャガイモづくし」
蛍烏賊 黄味酢。
イカさんの下にある山芋が、細かく切ってあるのですが、これが美味しかった。シャキシャキしゃくしゃく。
では、気合いを入れて、いただきます。
続く。
★★★★お宿情報★★★★
長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8713
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください