1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

Category長野県

実は…というか、今さら…というか、とうとう…車に

1000円グルメの旅 from 宇都宮 to 47都道府県


ナビをつけたんです(命名:ナビ子)。


携帯のナビアプリで十分かなーと思ってたのですが

精度の低さとバッテリーの消耗っぷりにヒステリーを起こしてしまい。

で、ついでに勢いあまってETCをつけたんです。(命名:ETC そのまんま)


せっかくつけたので、活用しよう。

よし、これで高速使って旅にでよう。

いやー、高速道路走るのなんて、免許とった時の高速実習以来だよ、はっはっは。

…と鋭意育児中の友人に言いましたら


友「軽井沢行ってきなよ。北関東自動車道開通したから、近いよー。

ETC使うなら、電車よりよっぽど安いし。2~3時間で着くよ」


軽井沢かぁ。いいねー。過去2回は青春18きっぷだったもんなー。

駅から徒歩エリアしか行けてないし、車でしか行けないエリア行ってみようかな。


友「長野行くなら、小布施もいいよ!町造りがなかなか味があって」


小布施かぁ。考えたら、栗食べに行ってみたいと思ってたんだ

よし、小布施も行こ。


祝!高速道路デビュー!


一緒に行く?


「あはははー。お気持ちだけで」


ということで、11月の某週末。

今回も一人で一泊二日、高速道路で長野の旅に出てみることにしました。

出立時刻は朝の4時。

頼むわ、ナビ子!

いざしゅっぱーつ。


ナビ子「急発進です。安全運転を心がけましょう」



そして、いざ、壬生ICから…高速道路!


てやー!(←加速) とうっ!(←合流)


ぬおおおおおおおおお(←高速で走っている)


うわーん、怖いよー、真っ暗だよー。

夜のハイウェイって、なんかの歌の歌詞にでてきたような

気がするけど、なんか独特な雰囲気で怖いよー


~2時間経過~


ナビ子「連続運転2時間経過しました。そろそろお休みされませんか」


まぁ、なんて親切なナビ子。

休んで行こう。バックミラーに映る自分の顔が幽鬼のようだった。


~1時間後~


ナビ子「目的地周辺に到着しました。お疲れ様でした」


つ、つ、着いた~。

よろよろと降りたここは軽井沢の…


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森の中の朝食とカフェの店 キャボットコーヴ さん。

朝食専門のお店で、イロイロな雑誌の朝食特集で登場していて

一度行ってみたいと思いつつ、

駅から遠く、なおかつシーズンは大混雑だという話で、なかなか行けなかったんでした。

でも、今はもう…


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秋。というか初冬。

今年からは、シーズン中は予約制になってしまって

メニューも2千円のセットだけ、という話を食べログで読んだけど、

もうシーズンオフだし、メニューは自由に選べるので


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単品でいこ。

しかし…だめだ、身体が冷えている。

別にスープください、カップサイズでお願いします。


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この日はジャガイモのスープでした。


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ううう、あったまる。


えーと、朝食メニューはどうしよ。

うーん、パンケーキは滅多に食べないけど…(1年に1回あるかないか)

ブルーベリーパンケーキください(1000円)

珈琲つけてプラス400円。


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きましたわー。


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すごい、大きいサイズが三枚。

食べきれるだろうか、と一瞬躊躇したものの


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とりあえずはメープルシロップかけて


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いただきます。

生地の甘味が少ないので、これなら完食できそうだ。

パンケーキ滅多に食べないので、キャラが分かりませんが

しっとーりタイプでした。


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サイドにソーセージもつきますので(食感はハンバーグ)

タンパク質もOK。


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コーヒーもつけましたので、以上で1800円。

朝食に1000円以上は出さない主義ですけど

今回はこのために軽井沢までキターということで。

(2000円よりは安いし)


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それではコーヒーでボー。

うううう、良かったぁあああ、無事に着いて。


と、しばしホッとしてから、また次の場所へ向かうのでした。

続く。


★★★お店情報★★★

森の中の朝食とカフェの店 キャボットコーヴ

長野県北佐久郡軽井沢町追分78-26
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください


こういうワケ で、長野でチャレンジの旅。

山小屋ご飯編の最終回は引き続き黒百合ヒュッテ さん。

食べてみたかったのは看板メニューの


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カップケーキとコケモモティー。

コケモモティーは「山登りはじめました2」でも紹介されてました。


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大きめのカップケーキで食べでがある感じ。

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そして、これがコケモモティー。

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自家製のコケモモジャムをカップに入れましてー

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紅茶をトポトポ。

私は甘い飲み物は好まないのですが

今の心境は非常に欲しておりました。

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ああ、なんか五臓六腑に染み渡る感じ。


いざ、にゅう山頂アタック…


…の前に、おトイレ借りていこうかな。

確か、黒百合ヒュッテ さんは八ヶ岳におけるバイオトイレの先駆者だというお話を読んだ。


おトイレかしてくださーい(有料)。


で、このトイレがキレイでした。非常にキレイでした。

私が今まで入ったトイレで、トップクラスにキレイでした。

私はメチャクチャ感動してしまった。


さて、食べたしトイレも行ったし、後顧の憂いなし。

ではいざ、「にゅう」山頂めざして、今度こそいくぞー。


えっほえっほえっほ。


~1時間半後~


も、も、もう少し…


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ひーひー言いながら岩場の連続を越えて

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着いたー!


標高2352メートル、「にゅう」山頂ー。

向こうに見えるのは白駒池だな。

(と、地図と方位磁石で確認)

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お水でボーっとしながら感慨に浸る…ような余裕はほとんどありませんでした。

アルピニストの野口健氏もおっしゃっていた

「下山するまでが登山です」。


何が何でも自力で無事に下山せねばならぬ。

…という気負いがこの時の心境の99%を占めてしました。


で、私はここから3時間かけて「しゃくなげ尾根」を降りていくつもりでした。

なだらかな林道を、トボトボ降りていくコース。

会う人会う人に「降りやすいけど、単調だよー。それ故に人いないし」と言われましたが

なだらかなら、安全でしょうから~という認識で行きましたが…

なるほど。


人がいない。


それゆえか、草木が繁殖して登山道を覆ってしまって、道が分からん。

頼りになるのは



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目印となる、赤布だけ。

これをひたすら追って…


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分岐では、必ず360度まわりこんで指さし確認して…

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ただひたすら「稲子湯」を目指し、コースタイム通りの3時間後。

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着いたー!

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始点かつ終点の稲子湯だー!

わあああ、やっと終わったよー。

現在時刻は15時。

お湯は16時まで。

終バスは16時チョイ過ぎでした。


よ、良かった。一時間お風呂に入れる。

で、この時、浴槽に浸かった時の気持ちは

もう、なんとも言葉では表現できないものでした。

あえて言うなら

「くぁwせdrftgyふじこlp」でした。


一泊二日だし、荷物になっちゃうし、アウターの着替えはいらんかなーと

思ってたのですが、念のために持ってきてよかった。

全身泥まみれ(シャクナゲ尾根下山で転びまくったからだよ)。

コレで新幹線にはとても乗れない。


そして、湯船でじっくりと自分の身体をみてビックリ。

青アザだらけ。(岩場でぶつけまくったからだよ)。


う、お疲れ、自分の身体。

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湯上がりに、ちょっと時間があったのでファンタで乾杯。

(ビールの気分では無かった)

この時のファンタの味は一生モノでした。


そして、バスに乗り小梅線に乗り新幹線に乗り宇都宮線に乗り

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車を置いておいた雀宮駅に着いた時はすっかり夜でした。


で、この旅でいちばん美味しかったのは…


「無事に帰ってきたら食べよう」と冷蔵庫に冷やしておいた


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スイカでした。

うううう、ウマいよー。


もう山はいいや、と、シャクナゲ尾根を降りながら思っていたのですが

いざ帰ってくると、次シーズンの山、どこにしよーかなと思っている自分に気づく。

あ、丸の内外資系OLの友人に、帰宅メールいれとくか。

なんか心配してたみたいだし。

「無事にスイカ」っと。えいっ送信。


あら、早速返信が。


「おつかれー。今度帰省したら男体山登りにいこっ」


男体山か。うーむ。って、もう閉山してるよ。


山小屋編は今回で終わり。

明日からは、違うチャレンジでやっぱり長野です。

★★★山小屋情報★★★

黒百合ヒュッテ

長野県茅野市宮川11284-1

営業時間 上記リンクをご参照ください


こういうワケ で、長野でチャレンジの旅。

山小屋ご飯編の第6回は、しらびそ小屋 を旅立ちまして…

次の山小屋、黒百合ヒュッテ さんに向かいます。


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えっほえっほと、「中山峠」を目指して登っていき

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着いたー

標高2410メートルの中沢峠(のてっぺん)。


さて、ここで分岐。

雨巻山登山ツアーで「むらさきさん、分岐で必ず指さし確認して行った方がいいですよ」と

先生にアドバイスされた、私がニガテな分岐。

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えーと、みどり池だと戻ってしまうし、ニュウ・白駒方面ではないし、

とすると、天狗岳方面…


えっほえっほえっほ


(30分経過)


えー…??


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ダイナミックな岩場の連続。

こんなワケは…

あ、前から来るのは、しらびそ小屋でご一緒だった皆様。こんにちは。


「あれ?にゅう止めて天狗岳にしたんですか?」


いえ、その前に黒百合ヒュッテさんに行こうと。


「こっちじゃないですよ。分岐間違いましたね」


どええええ。


「僕たちもう下山するから、分岐まで一緒に戻りましょう」


すんません…


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先ほどの分岐。

うわっ。三方向しか見えなかった。後ろにもあったのか。

黒百合平、こちらに行くべきだったんだ。


「地図持ってますか?」


持ってます。このように詳細なのを。首から提げているのは

方位磁石です。

地図の読み方講座にも行きました。

それでどうして間違えるんだ、そうですね。

(自分で突っ込む)


「じゃあ、下山します。気をつけて」


どうもすみません…お世話になりました。

これからは、分岐に来たら、必ず360度まわりこんで指さし確認することにしよう…。


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全然岩場ではない、メルヘンな木道を落ち込みながらトボトボと行くと

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つきました。

これもまた、是非是非来てみたかった山小屋さん。

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黒百合ヒュッテ さん。

元祖的山ガールの丸の内外資系OLの友人によりますと

最近テレビで「山小屋ごはん」で紹介されてたんだそうで。


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メニューを見たら立ち直ってきた。
ちょっと早いけど(10時半くらい)

お昼ご飯にしよっと。

では、「山小屋ご飯」で憧れの…


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カレーにしました。800円。

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それでは

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いただきます。

ピリ辛強めな感じですが、山っぽくて美味しい。

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せっかくだし、もう一つ、看板メニューを注文していこうかな。

下山するパワーを充填しておかねば。


続く。

そして次回で山小屋編最終回。


★★山小屋情報★★

黒百合ヒュッテ

長野県茅野市宮川11284-1

営業時間 上記リンクをご参照ください



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