2021年、明けましておめでとうございます。
例年であれば、宇都宮二荒山神社の大鳥居から

神門までの石段は参拝客で埋まるのが宇都宮のお正月光景ですが、今年はどうなるのでしょう…。

神社の大鳥居から南へ伸びる「バンバ通り」。
昔の本を読むと、ここには仲見世や映画館、劇場があって人が集まり、「北関東の浅草」とまで言われたそうです。しかし、昭和30年代に仲見世が撤去され、今はその面影もなく。
映画館も無くなってしまいましたね。ヒカリ座が頑張っているけれど。
仲見世があったころの思い出話をつづった随筆、エッセイなどを読みますと、お約束のように出てきますのが、夏の名物、子どもたちのアイドル「氷水」そして「ミルクセーキ」。

昭和56年に出たらしい、こちらの「馬場町ものがたり」には、馬場町のいろいろなお店・デパートの店主が思い出話をつづっているんですが、やはり「ミルクセーキ」出現率高し。

今はもう飲めない。
そもそも、喫茶店のメニューにも「ミルクセーキ」はほとんど見かけない。
仲見世の幻影を見ながら、そのころの名物のミルクセーキが飲みたい…。と思っていた私は、ふとひらめいたのです。
「自分で作ってみよう!」
でも、できるだけ当時のレシピを再現した方がいいよなー。
と、アレコレ調べ、明治44年に刊行された「実験夏期飲料製法」という本に沿ってみることにしました。
もう、タイトルからしてイッちゃってる本ですね。
序文も凄くて、
「人は生きるがために飲食するのでなく 飲食するために生きるのである」
そうですよねー。
ミルクセーキの製法は二つありまして、一つは牛乳使うレシピ。もう一つはコンデンスミルク使うレシピ。
子供向け飲料だから、コンデンスミルクの方がいいかなぁ。
材料。
・コンデンスミルク 小さじ二杯
・卵 1/2個
・水 五勺(100CCくらいですかね)
・かき氷 少々
そして…。
・いちご蜜 少々
いちご!
いちご王国栃木っぽくていいじゃないか。これでやろう。
さて、卵1/2個とか、残ったらもったいないので、全部倍数にして、あとはテキトーにやります。

最近、いろいろ実験レシピやって、コンデンスミルクはあるのでオッケー。
次にいちご蜜。
買うと高いし、作ってしまいましょう。
生いちご使うのはもったいないので、冷凍庫から

冷凍いちごひっぱりだして、レンジでかき回しつつ数分加熱。

ま、こんなもんかな。
本当はここに砂糖入れるんだけど、コンデンスミルクの甘味が怖いので、パス。
次。
かき氷。
その前に、ふと思った私。
当時の器はどうだったのであろー。
かき氷は、竹の皮で作った器に盛ったというエピソードを何かで読んだけど、ミルクセーキはどうなんだ。
ガラスかな。その場で飲んで返したとか。
しかし、時は現代。コンビニ興隆時代。

100円で売っている、アイスコーヒー(用氷)で容器&かき氷を賄ってしまいます。
そしてここからが問題。
「図に示したるがごとき機械に納め、およそ五分ほど強く回転させる」

無いです。
どこぞのジャンク館にありそうな気もするけど。
んー。
ミキサーでいいや。
コンデンスミルク、卵、苺蜜、かき氷を入れて、水は無しでいいや(苺蜜が多めなので)。
では、スイッチオン。

出来ました。

今は無き宇都宮名物を、現代っぽく蘇らせてみる作戦。成功かな。
お味はどうでしょう…。どきどき。
60年以上前の、宮っ子の心の味。
…。
これは…!

いわゆるアレですね。
いちごシェイクの味。
割とよくある味。
考えてみれば、材料もそれ系か。
まぁ、故きを温ねて新しきを知ると申しますし、こんな感じで、また一年アレコレやりつつできる範囲で楽しんでいきたいと思います。
それでは今年もどうぞよろしく。
例年であれば、宇都宮二荒山神社の大鳥居から

神門までの石段は参拝客で埋まるのが宇都宮のお正月光景ですが、今年はどうなるのでしょう…。

神社の大鳥居から南へ伸びる「バンバ通り」。
昔の本を読むと、ここには仲見世や映画館、劇場があって人が集まり、「北関東の浅草」とまで言われたそうです。しかし、昭和30年代に仲見世が撤去され、今はその面影もなく。
映画館も無くなってしまいましたね。ヒカリ座が頑張っているけれど。
仲見世があったころの思い出話をつづった随筆、エッセイなどを読みますと、お約束のように出てきますのが、夏の名物、子どもたちのアイドル「氷水」そして「ミルクセーキ」。

昭和56年に出たらしい、こちらの「馬場町ものがたり」には、馬場町のいろいろなお店・デパートの店主が思い出話をつづっているんですが、やはり「ミルクセーキ」出現率高し。

今はもう飲めない。
そもそも、喫茶店のメニューにも「ミルクセーキ」はほとんど見かけない。
仲見世の幻影を見ながら、そのころの名物のミルクセーキが飲みたい…。と思っていた私は、ふとひらめいたのです。
「自分で作ってみよう!」
でも、できるだけ当時のレシピを再現した方がいいよなー。
と、アレコレ調べ、明治44年に刊行された「実験夏期飲料製法」という本に沿ってみることにしました。
もう、タイトルからしてイッちゃってる本ですね。
序文も凄くて、
「人は生きるがために飲食するのでなく 飲食するために生きるのである」
そうですよねー。
ミルクセーキの製法は二つありまして、一つは牛乳使うレシピ。もう一つはコンデンスミルク使うレシピ。
子供向け飲料だから、コンデンスミルクの方がいいかなぁ。
材料。
・コンデンスミルク 小さじ二杯
・卵 1/2個
・水 五勺(100CCくらいですかね)
・かき氷 少々
そして…。
・いちご蜜 少々
いちご!
いちご王国栃木っぽくていいじゃないか。これでやろう。
さて、卵1/2個とか、残ったらもったいないので、全部倍数にして、あとはテキトーにやります。

最近、いろいろ実験レシピやって、コンデンスミルクはあるのでオッケー。
次にいちご蜜。
買うと高いし、作ってしまいましょう。
生いちご使うのはもったいないので、冷凍庫から

冷凍いちごひっぱりだして、レンジでかき回しつつ数分加熱。

ま、こんなもんかな。
本当はここに砂糖入れるんだけど、コンデンスミルクの甘味が怖いので、パス。
次。
かき氷。
その前に、ふと思った私。
当時の器はどうだったのであろー。
かき氷は、竹の皮で作った器に盛ったというエピソードを何かで読んだけど、ミルクセーキはどうなんだ。
ガラスかな。その場で飲んで返したとか。
しかし、時は現代。コンビニ興隆時代。

100円で売っている、アイスコーヒー(用氷)で容器&かき氷を賄ってしまいます。
そしてここからが問題。
「図に示したるがごとき機械に納め、およそ五分ほど強く回転させる」

無いです。
どこぞのジャンク館にありそうな気もするけど。
んー。
ミキサーでいいや。
コンデンスミルク、卵、苺蜜、かき氷を入れて、水は無しでいいや(苺蜜が多めなので)。
では、スイッチオン。

出来ました。

今は無き宇都宮名物を、現代っぽく蘇らせてみる作戦。成功かな。
お味はどうでしょう…。どきどき。
60年以上前の、宮っ子の心の味。
…。
これは…!

いわゆるアレですね。
いちごシェイクの味。
割とよくある味。
考えてみれば、材料もそれ系か。
まぁ、故きを温ねて新しきを知ると申しますし、こんな感じで、また一年アレコレやりつつできる範囲で楽しんでいきたいと思います。
それでは今年もどうぞよろしく。