1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

Categoryレッツ再現料理

ルパンはとんでもないものを盗んでいきました。


1000円グルメの日々in宇都宮


私の心です


幼少のみぎり、「ルパン三世カリオストロの城」を見た瞬間

私の心を、ルパン(と次元が取り合いをしていたミートボールパスタ)は盗んでいったのです。

オトナになった今でも戻ってこない。

で、「カリオストロの城」で検索すると、関連キーワードで「パスタ」と出てくるほど

皆様の心を奪ってしまったようで。

液晶を越えて、二次元の中へ入れ込めないなら…

自分で作ってみよう。

せっかくだから、「オール栃木」の限界に挑戦しつつやってみましょう。

レシピは、毎度のごとく「テキトー」で。


まず、ミートボールを作らねば。

えーと、ひき肉。

特に陰謀論者じゃないけど、ひき肉ってあんまり信用してないので

自分で作ろう。

「あぜみち 東口店」さんで調達できるのが


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山久さんの日光高原牛のすね肉。

これ便利ー。

380円のところ、おつとめ価格で298円。


合い挽きだから、豚肉も必要だよね、ってことで。

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愛用の、和豚もちぶたバラスライスを合わせて

二本包丁で

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ひたすら刻むっ。

フードプロセッサーでもいいんだけど、洗うのがめんどい(脂がこびりつく)ので

原始的手法でやりました。


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卵も「あぜみち」さんで江連養鶏所さんの。

えーと、パン粉と牛乳。

栃木県産小麦粉を使ったパン粉って見つからないのよね。

ってことで、パンを使って自分でパン粉にしよう。(冷凍してすりおろす)

栃木県産小麦粉「ゆめかおり」を使った


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パン・アキモトさんの「トマトパン」(の端っこ)と、牛乳は千本松牧場。

で、練って…

練っても練っても固まらないっ。いやー、ボールにならないっ。

やっぱり挽肉のポーションがデカすぎたかー。

まぁ、いいや。楕円形でも。焼き固めちゃえ。

うーん、どう見てもハンバーグだな。


トマトソースは、ちょっと前に「丸福農園」さんので作ったのが冷凍庫に眠ってるので自作のケチャップ とあわせて使いましょう。

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レンジでチンして、さっきのミートボールもどきを投入して鍋でしばし煮る。

で、ブイヨン使うらしいんだけども、そんなん無いわ。

スープの素好きじゃないし

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先ほどの山久さんの鳥胸肉(きぬのとり)で茹で鳥作った時の茹で汁があるから

それをブイヨン代わりにしてしまえ。


で、問題のパスタ。

栃木県産中力粉使って、打っちゃおーかなと思ったのですが

やはり、あのパスタは乾麺を使ってこそ。


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マ・マーのいちばんぶっといの買ってきました。

これも(一応)オールとちぎ。

なぜなら、マ・マーは

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工場が宇都宮なんだよー。


で、いざ、盛りつけ。

あの映画のパスタはパセリ無かったような気もするけど

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やっぱり欲しいよね、ってことで「あぜみち」さんで調達してきました。

問題はチーズ。栃木県産チーズがない。

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販売者が栃木ならいいかしら。

ってことで、同じくあぜみちさんで売ってる山久さんのチーズ。

これとろけるチーズなんで、一部冷凍して固めました。

で、すり下ろし。


いちばんの難関は、あの藁に包まれた赤ワイン。

あんなの売ってないよーっ。

なもんで、普通の赤ワイン。

駅ビルパセオの「えきの市場」に


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足利のココファームさん(こないだアド街に登場)の赤ワイン売ってましたんで

それを、100均で売ってたカゴに入れて

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こんなもんでいいでしょうかね。

カリオストロの城パスタ・栃木バージョン。


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ミートボールがボールにならず、ちと見た目崩壊しましたが

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メチャクチャうまかったー!

すね肉だから、コリコリしてて歯ごたえあって美味しいー。

(つくねにナンコツが入ってるような感じ)


まんぞく。


取り戻せた、私の心。



いや、何か足りなかったな。

なんだろう。


あ、パスタを取り合いしてくれる人かorz


フードスタイリスト飯島奈美さんの「シネマ食堂 」に出てくるレシピを

ま、いいかヘ(゚∀゚*)ノ

ま、いいかヘ(゚∀゚*)ノ

…と、気楽に作って食べようという趣旨の記事でございます。


今回はN嬢との愛のコラボもいよいよ作業も佳境。

というわけで、その2からの続きです


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N嬢、切れました。

なんか金太郎飴を連想しているところです。


「切ったら、いちばん小さい面を上にして、指でこうやって押してください」

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まぁ、大胆…

…って結構難しいですね、コレ。


「終わったら鉄板に乗せてください」

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コレが私の(あと一台分ある)。


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こちらがN嬢の。

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なんか土偶を連想している自分に気づく。


「さて、10分焼きます」

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わー、焼けてるー。


ところで、我ながら忘れてましたが、今までの過程の中のどこかに

二次発酵があったはずですが、写真も記憶も飛びました。

なので、話はすっとばして


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焼けたー!いただきまー…


「だー!10分くらい置いてちょっと落ち着かせてくださいっ。

 コーヒー淹れますんで、むらさきさんもちょっと落ち着いてください」

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ということで、コーヒーを飲んで落ち着く。


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よし落ち着いた。


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では、さっそくいただきますっ。


あれ、N嬢、映画となんか違くないですか。なんかビミョーに地味な気が。


N嬢「映画は『あられ糖』でデコレーションしてました」


いや、甘くなるのはちょっと…(T▽T;)

いいです、このままで。


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うわー。ふあふあだー。

なんか自分で作ったからか、味がよくわからん。

でも、2時間もかかって苦労したし…せーの、


「(゚ε゚)キニシナイ !!!」


というわけで、N嬢、大変どうもお世話になりました(`・ω・´)b

フードスタイリスト飯島奈美さんの「シネマ食堂 」に出てくるレシピを

こまけぇこたぁいいんだよヽ(´・ω・`)ノ

…と、気楽に作って食べようという趣旨の記事でございます。

今回は食のプロ・N嬢とのコラボレーションなので気楽ではないのであった。


というわけで、その1からの続きです


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N嬢「ベンチタイムに入ります」


なんすか、ベンチタイムって。


「生地休ませることです」


へー(゚ε゚)(←明日には忘れている)


「この間に、シナモンシュガーを作ります」

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シナモンとグラニュー糖を

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高速で混ぜるN嬢。まぁ、高速のあまり残像が。


「あ、そういえば、ちょっと生地のレシピ変えましたー」


えーなんでー(゚ε゚)


「あの通りだと、砂糖が多くてかーなーりー甘いと思うし、塩が入ってないので。

 少し塩入れた方が、締まった感じになって、わたしたちの好みになるかなーと」


ああ、考えたらわたし、生地が甘いパンニガテでした。

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と雑談している間にベンチタイム終了。


「これを台に戻して、長方形に整形します。そして、のし棒で軽く広げます」


はい。簡単ですね、先生。

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「むらさきさん、長・方・形だって言ったでしょ」


わたし的には長方形の範疇だと思うんですが。

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ダメだしをくらい、何度か修正。


「うーん…まぁ、いいでしょう。ここに、さっきのシナモンシュガーをかけていきます」


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おおー!

N嬢、なんでのりしろ(?)の部分にはかけないの。


「焦げちゃうからです。さ、かけてください」

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こんなんでいいんでしょうか。


「まぁ…いいでしょう」


ところで先生、わたし、使う砂糖の量に顔面蒼白なんですが。


「んなこと言ったら、お菓子類食べられませんよ。じゃ、巻いていきます」

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「こんな感じに端から巻いていきます」

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お、なかなかいい形に巻けたんじゃないでしょうか。


「自分で言わないでください。で、巻き終わりの面を上にして…」

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「切れ目の部分を、ぎゅっとつまんで接着してください」


餃子の皮をとじるイメージでいいんでしょうか。


「…まぁ、そうですねー。さて、ここからは映画に添っていきましょう。」

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N嬢の包丁さばきに見とれつつ、まだまだ続く。


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