そもそも走るキッカケになったのはこちら 。
東京マラソンに出ることになったのはこちら 。
25キロ関門を過ぎたので、もうすぐで浅草寺にぶつかるはず。
で、スタート地点でお隣にいた、72歳の女性ランナーの方 に
「浅草寺にぶつかった時の嬉しさったらないわよ」
と言われていたので、どんなもんかなと思ってたのですが
間もなくー
ぶつかりました。
おおおお!雷門。
人生二度目。
最初に来たのは高校時代だったから、何年空いたんだ。
ある意味、日本(観光)の象徴。
うれしー!
あ、で、ここで右手を見るんだよな。
右手側は…
スカイツリーだ!
そして、アサヒビールの有名な、… オブジェ!
わあああああ。初めて観たー!スカイツリー。
なるほど、右手にあるのは、これかああ。
ある意味、日本(技術)の象徴。
ああ、素晴らしい、なんて素晴らしいんだ。日本。
ここで、足を止めて写真撮るランナー続出でした。
私も撮りたい、撮りたいけど…
ここで足を止めたらテンション下がるおそれがあったので
涙を飲んで走り続けました。
なもんで、上の二枚は、後日別件で浅草に行った時に撮ったものです。
二度目に観た時は初回ほど気分の盛り上がりがありませんでした。
やはり、走っていた時はトランス状態に陥っていたのであろうか。
閑話休題。
で、スカイツリーのあたりがランナー撮影スポット(後日その写真を買えるのです)
確か、スカイツリーのポーズ撮ってくださいって話だった。
周りのランナーと一斉に、
スカイツリーポーズ!
(手を頭の上で山に)
まだこんな元気あったんだなぁ、私。
で、さらにその女性ランナーに言われていたことを思い出しました。
「浅草寺過ぎたら、地獄なんだけどね」
そうだ。30キロ走の時も、25キロすぎあたりから地獄と化したっけ。
…
なんか、だんだん胃が苦しくなってきた。
これ以降はパワージェルは食べられないな。
身体が受け付けない。
そうだ、用意してきた干し梅食べてみようか。
「マラソン1年生」でたかぎなおこさんが、ホノルルマラソンの時に
干し梅でリカバリーしたって話を読んだので、持ってきたのです。
と言いつつ、私は梅干しがあまり得意でなく
ご飯とかに混ぜ込んであるならまだしも、単体では食べられないのでした。
でもこういう時は、美味しく感じたりするんかもしれない。
いただきます。
…
おいしー!
先ほどのロールケーキとはまた違く感じる美味しさで
なんといいますか、身体の中心で光が「ぴかーっ」と弾けるよう。
これもまた日本(の伝統)の象徴。
わんだほ、日本。
と言ってるうちに30キロ関門通過。
4時間24分。
関門閉鎖が4時間46分だから、大丈夫。
そしてここからが「未知の領域」。
30キロ以上走ったことないもんね。
…
身体の疲れはそれほど強くは感じないものの…
胃の苦しさがキツくなってきたかも。
というか、私の身体大丈夫なのか。
声援「がんばれー!ゴールを諦めるなー!」
はいー。
声援「明日の仕事は諦めろー!」
うわーん(涙)。
35キロ関門通過。
私のタイムは5時間10分。
関門閉鎖は5時間27分。
うっ。ペース落ちてきた。
自分でもそれを実感する。
そして、ここからがウワサに聴く「35キロの壁」。
さらにその先には、「東京マラソン最大の難所」と言われる
佃大橋が控えているのでした。
続く。