48時間の秋田の旅もそろそろラスト。
最終地点は、もちろん湯沢市。
稲庭うどんの故郷。
その湯沢にある、その名も轟く「佐藤養助本店 」は
駐車場に警備員も出ているくらいの混雑っぷりだったので、車窓からの見学で済ませてしまった。
時計を観たら非常にビミョーな時間。
予定では16時頃の電車で(20時宇都宮着)帰るつもりだったけど
14時頃の電車に乗れそうだなー。(そうすれば18時頃宇都宮に着ける)
この間は電車が無い。
どうしよう、二時間無駄に待つより、帰っちゃおうかなー。
が。
ホンの30分程度時間がある。
うどんなら食べられる。
しかも、稲庭うどんは乾麺、すぐに茹だるではないかっ。
というワケで、駅近くにある
佐藤養助湯沢店 さんの方に突っ走ってまいりました。
時間がなくて情緒もへったくれもないけど
うどん食べますっっ。
えーと、もうメニューを選ぶ余裕もない。
理論的に行こう。
・うどんダブルヘッダー
・ゆえに炭水化物過多
・炭水化物分解にはビタミンB1
・それと大根おろしが有効
よし、納豆おろしうどんだ!
婦女子に二言はないっ。
「ご注文は」
担々つけうどん。
うわーん、だって、注文直前にコレが目に入ってしまったんだものー。
冷やし麺ハンターは引退したとはいえ、
冷やし担々麺はやっぱり好きだし、それが稲庭うどんで食べられるとあらば
さらに湯沢店の限定メニューとあらば
注文せざるをえませんでしょう。
わー、やばー、「ご飯無しで」でお願いするの忘れてしまった。
こちらが稲庭うどん。
まぁ、美しい。
こちらは「いぶりがっこ」
銀座店でも食べたけど、ホントに燻った味がして、大変美味しゅうございます。
こちらが担々スープ(熱)
こちらに
冷たいうどんを浸して
いただきまーす。
きゃー
おー
いー
し~
銀座店の方でも2回うどん食べたけど、なんか違うわー。
あちらで食べた時は「ぶっといそうめんテイスト」と思ったけど
こちらは、はんなりと、秋田美人が「ほほほ」と笑っているような
たおやかな麺。
なんだろー、麺は同じだから、お水が違うのかなー。
担々スープも旨い、なんというか和的に美味しい。
「あ、どうぞご飯と一緒に食べてみてください」
ひー。そんな誘惑の囁きをー
と言いつつ誘惑にのる私であった。
きゃーおいしー。
銀座店のグリーンカレーうどんもいいけど、担々もいいなー。
あら、完食してしまった。
余韻もへったくれもないのですが、私もう駅まで行かねばなりませぬ。
どうもごっそさまでした!
「あ、よろしければこれどうぞ。サービスです。うどんの切れ端なんですけど」
ひいいい。欲しい、のどから手が出るほど欲しい。
だけども、電車で来た身では受け取ることができない。
なぜなら木っ端みじんになってしまうから。
また次回ー。
駅に飛びこむとほぼ同時に電車が来て、新庄まで行って
新庄からは山形新幹線。
自販機で120円で買った珈琲を飲みつつ、やっと一息。
さようなら、秋田…と言いつつここは山形か。
次回は田沢湖とか白神山地方面とか男鹿半島行きたいなぁ。
そして、48時間の相棒だった
こちらの「一筆書き乗車券」ともお別れ。
途中下車の時に押してもらった駅のスタンプが愛おしい。
自宅について19時チョイ。
ほぼ48時間の、実りある&体力勝負の旅でございました。
明日からはまた、地元ネタとなります。
★★★お店情報★★★
秋田県湯沢市大町1-2-26 鈴木ビル
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください