1000円グルメの旅

1000円札一枚で、日本中の美味しいもの食べてみたい。 と、47都道府県をさすらうブログです。

Tagあんバター

高級食パンブームみたいですね。
先日のガイアの夜明けは、いろんな意味で衝撃的でした。
高級系も店名が変わってるのも良いですが、私は日常使いできる食パンが好きです。

(元の)わが家のご近所にあって、長年愛されている食パンのお店といえば

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吉沢製パンさん。
あまりにもの行列っぷりに、わたしは「近くて遠い」お店だったんですが、先日たまたま通りかかったら、待ち人数ゼロだったという。
てっきり完売かと思ったら、フル装備であった。
これは買わねば。
一度買ってみたかったのは…

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付けパン。
ピーナッツ、ジャムマーガリン、ブルーベリー、あんマーガリン。
注文すると、目の前で塗ってくださるんでした。
これのフル装備版。一斤440円のください。

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じゃん。
夫と二人で頑張って食べよう。
糖質制限ダイエットはしばらく忘れる。
半分斜めにカットしまして

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カラフル断面を眺める。

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1人前。

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左からブルーベリー、ジャムマーガリン、ピーナッツ、あんマーガリン。

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十二単のような色重ねに萌え。

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まずは、私にブームの波が到来している、あんマーガリン(あんバター)から。

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手にすいつくような、しっとり~としたパン。
絹製品に挟まれたような中で、ほのぼのと甘いあんこ、そしてコクを与えるマーガリン。

昭和の時代から令和に至るまで、そして次世代までも愛されるパンなのでしょう。
童心にかえる幸せ。

そして二日がかりで、一斤食べきりました。

★★★★お店情報★★★★
宇都宮市泉が丘1-2-2
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください

あんバターの波がわたしを直撃しております
抗わず、従ってしまおう。
今回は

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トースト&カフェ Pan De cafeさんに来ました。
たしか…

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そう、ランチの中にあった。
選べるパントーストサンドの中に、「自家製あん&ホイップサンド」が。
しかし

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450円のトーストセットにバターが乗っているので、あんこをトッピングすればあんバター…。
私は、あんバターだけでなくて、あんバタートーストをより深く愛していた。
これください。
なんとワンコイン。

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セットドリンクが豊富なのもスゴイのですが、今回はコーヒーで。
あんバターにはコーヒーの組み合わせが好きでした。

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こちらー。
これでワンコイン(重要なことなので二度いいました)。
大きな豆腐サラダ、ふんわりトロトロのオムレツを先に食べてしまいまして

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いざ、バタートーストに。
チーズトーストに見えるかもしれませんが

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これ、バターなんです。
ここに、あんこを乗っければ

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あんバタートーストのできあがりー。

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巣ごもりしているようだ。
ぼけっと見ていると、バターがどんどん溶けていって

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今、巣立ちの時…

を、迎えてしまうので急いで食べましょう。

1Room Coffeeさんの記事の時に、オーナー様からツイッターにコメントいただきましたが、あの時のバターは、

「バターは焼き上がったパンに乗せて溶かしたものと、上の固形の二重構造です。パンに染み込んだバターと、口の中でリズムが生まれる固形のバター」

その表現が記憶に残り、今回についても「バター溶けプレイス」「バター形状維持プレイス」二か所をあえて残すようにして楽しんでみました。
厚切りトーストゆえに、カリカリ部分としっとり中身の二重食感も参加して、四重の楽しみ。

そこにコーヒー(の熱と風味)が加わると、五重の塔。

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全てが無くなったあと、卒業式的な余韻に浸るのでした。

早く入学したい。おかわりしちゃおうかな。

★★★★お店情報★★★★
トースト&カフェ Pan De cafe
宇都宮市東簗瀬1-29-1
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください
※お店情報は訪問当時のものです

★★★★訪問記録★★★★
一回目
二回目  
三回目 
四回目 この記事

あんこ単体は得意でなくても、乳製品と一緒だとむしろ得意に化します。
その例が「あんまん&牛乳」の組み合わせで、私の冬の定番だったのですが、先日「いちごパフェ流れ旅」で食べた

 2019-04-03 10.02.54

カルフールさんの「あんバターサンド」300円は、めちゃうまーで、わたしの心の奥底に沈殿したのでした。このあたりが人生における伏線でしたでしょうか。
それが、先日「むさしの森珈琲」さんで読んだ

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グルメELLEの表紙の「あんバタートースト」に、その沈殿された「萌え」が舞い上がり

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先日東京に用事があって行った際に、わたしを今まで足を踏み入れたことがなかった「中板橋」に引っ張っていく要因となったのでした。
電車は東武東上線。
池袋から三つ目の「中板橋」駅で下車、徒歩すぐ。

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それが1 Room Coffeeさん。
雑誌に出た直後だし、人気カフェだそうだし、お昼ど真ん中だし、ウェイティングを覚悟しましたら店内に人影はなし。
これはもしや毎度あるパターン、臨時休業かーと思いましたら

「さっきまで満員だったんですけど、イッキにお帰りになりまして」

そういう時もあるのだわ。
それを「神が呼んでいる」状態と言います。

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それでは、もはや鉄板の組み合わせだそうですが
「あんバタートースト500円+カフェラテ500円」。
合計1000円でお願いします。まさしく1000円グルメ。

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おおっ。

2019-04-27 12.38.30

雑誌で見たまんまだわ。

「パン屋さんが変わったんです」

あらま。
神奈川県二宮町のBoulangerie Yamashitaさんのパンだそうで。

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わたしが神奈川県二宮町に行くことはそうそうないだろうし、これもまたご縁。

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感涙の分厚さ。

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あんバター「トースト」の華は、パンの熱でバターがとけて行くことかと思いますが

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あんこ経由してるから、ちょっと時間かかるかな。

でもいただきます。

ざっくり、しとっ(あんこ)、しと~やがてとろ~(バター)。
あんこの甘さとバターの塩っ気が口の中で渾然一体となる瞬間の至福。

※補記 オーナー様からツイッターにコメントいただきました
バターは焼き上がったパンに乗せて溶かしたものと、上の固形の二重構造です。パンに染み込んだバターと、口の中でリズムが生まれる固形のバター。

なるほど、一粒で二度美味しかったのですね…


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そしてカフェラテを口に含みますと、ミルクの波と珈琲の苦みが大人~な余韻。

しあわせー。

そして、平成最後の年は「ちくわパン」ブームだった私に、令和の始めは「あんバター」のブームが巻き起こることが確定となったのでした。


★★★★お店情報★★★★
東京都板橋区中板橋29-10
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください

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