徳島を電車と徒歩(時にはバス)でめぐる、「徳島お散歩旅」。
今回の旅の主目的はここからです。

地図を眺めるわたくし。
えーと、目指す場所は穴吹駅とお隣の小島駅の中間地点あたりにあるから
ひたすら川沿いをてくてく歩いて行けばいいのか。
30分くらいで着くかな。

てくてく。
ああ、水の匂い、花の香り、春の雰囲気。
やっぱり四国はいいなああ。
…と、てくてく歩きながら、今回の旅に至った経緯を思い出しておりました。
そう、あれは山口県に行くため、ANAに乗った時。
私はANAの機内誌「翼の王国」の大ファンで
あの雑誌を読むためだけにANAに乗ってるようなもんなのですが、
その時の翼の王国に「徳島県の とあるお好み焼き屋さん」が載っていたのです。
70歳くらいのお母さんが一人でおやりあそばしている小さなお店で
それが美味しいんだとか。
行きたい。
よし、3月の旅行は徳島にしよう。
が、なんせ行きの飛行機の中で読んだので
「帰りにじっくり読めばいいや」と流し読みだけして降りたら
帰りの飛行機がパー になったという。
えーと、名前と場所どこだっけ。あのお好み焼き屋さん。
「翼の王国」「徳島」「お好み焼き屋」で検索しても出てこない。
たしかー…。
あ。「うだつ」があがる町だとかなんとか書いてあったなぁ。
すると、徳島×うだつで検索すると…美馬市か。
お店の名前は…なんだっけなぁ。
確か、北斗の拳が脳裏をよぎったんだよなぁ。
えーと、ケンシロウじゃないしラオウじゃないしユリアじゃないし…
…
「とき」だ!
よし、美馬市×とき で検索…
…
あったあああ。
ブログ口コミも公式サイトも何もないけど、唯一サイトの唯一口コミ。
食べログのこの投稿 だけが検索で引っかかったんでした。
それがこちらの
とき さんだったんでした。
あ、お休みにぶち当たったら目も当てられないので、事前にちゃんと
電話で営業確認しておりました。
店内は、テーブルが三卓のみ。

メニューはこちら。
せっかくだし、豚玉いか焼き800円にします。
いちばん高い牛玉いか焼き千円にしようかなとも思ったんですが
お好み焼きには豚肉派なのよね、私。

「お水どぞー」
ああ、美味しい。やっぱり四国はお水が美味しいっ。
オープン直後だったので、店内は私と、常連のおじさん一人でした。
おじさん「どっから来たの?」
栃木です。
おじさん「分からん」
でしょうね。
「じゃあ、焼くわねー」
お店のお母さんが焼いてくださるんでした。
おじさん「栃木って周りの県なにがあるの」
メジャーどころだと埼玉ですかねー。
おじさん「埼玉なら分かる」

そして、お肉がパイルダーON。
わーい。
おじさん「栃木って、かかあ天下とからっ風っていうよな」
それ群馬です。

ひっくり返してジュー。
おいしそー。
おじさん「ああ、上総とか下総とか」
それは千葉です。
にじみでる肉汁。
なんと萌える。
おじさん「栃木って雪国だった?」
いやー。一部そういう所もありますけどもねー。
お母さん「そういえば色白だもんねぇ」
いえ、これはインドア派なもんで。

うう。もうすぐ完成。
まだかなまだなかなー。
おじさん「栃木ねぇ」
こうなったら最終手段。
世界遺産の日光市があるのは栃木でございます。
おじさん「?? 日光市?」
うわーん。

最後のひっくり返しタイム。
そろそろ、仕上げかしら。
おじさん「栃木ねぇ」
くっ。これだけは言いたくなかったが仕方ない。
県庁所在地は宇都宮。餃子(だけ)で売ってます。
おじさん「知らん」
ダメだああああ。完敗。

わぉぉぉ。
お帰りなさい、お肉。
まぁ。焦げ目もついて立派になって。

ソースを塗って青のりかけて、切れ目を入れていただいて
お母さん「どうぞ」
わーい。いただきまーす。
ひゃー。
おいしー。
表面パリパリ、中がトロトロ。
イカが柔らかく、お肉はカリカリジューシー。
私、正直、粉もんってあまり積極的に食べないのですが
これは美味しいっ。
どうもご馳走様でした。
ううう、徳島まで来た甲斐がありましたぁ。
いやー、「翼の王国」の記者の方、地元情報詳しいですねぇ。
「なんかねぇ。飛び込みだったのよねぇ。たまたま通りかかったんですって」
それはそれでスゴイ。
おじさん「栃木ねぇ」
おじさん、私も今回来るまで徳島の位置当てられなかったから
おじさんのこと責められない。
続く。
★★★お店情報★★★
とき
徳島県美馬市脇町新町277-1
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください






























