余韻もへったくれもなく、慌ただしく「道の駅 花の駅 千曲川」を後にしまして、次の場所へ行かねばなりませぬ。
なんせ、早朝から駐車場争奪戦だそうな。

友「大丈夫よ、そんな急がなくなって」

そう言われると余計急ぎたくなる。

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着いたー!

友「ほら、駐車場空いてるじゃない。あ~、もっとノンビリしてくればよかったなぁ」

空いてたからそう思えるんだよ。
着きました場所は

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戸隠神社奥社です。

私の食べモノ以外のライフワークの一つに、「天岩戸伝説」のある場所を全部めぐるというのがあるのでした(全国に20か所ほど)。

友「戸隠神社は、どういう伝説なの」

天照大神が隠れた天岩戸を、天手力雄命がこじ開け、投げ飛ばした天岩戸が落下したのが、現在の戸隠山なのだそうです。

友「今まで何か所めぐったの」

めでたく今回で二か所目(前回が天岩戸神社)。

友「ずいぶん浅いライフワークだこと」

だって今回始めたんだもん。
パワースポット的な意味でも、戸隠神社奥社はとても人気でして、

「GWや夏は朝から駐車場埋まっちゃってます」

と、お宿の方に教えていただいたのでした。
めでたく車も置けましたので

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いざ、このまっすぐな参道を奥社へと2キロ歩いて向かいましょう。

友「この間の御岩神社みたいなことは勘弁よ」

大丈夫。私も海より深く反省して、ちゃんと運動靴だし、パンツルックだ(ガウチョパンツだけど)。

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♪雪ーがー融けて 川ーにーなって 流れていきますー♪

友「もう4月も終わりなのに、まだ雪があるのねぇ」

豪雪地帯ですし。

で、このあたりは、まだ色んな意味で余裕があったのです。

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いざ、鳥居をくぐりまして

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ひたすら2キロ歩いていきましても

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杉の色の美しさを称えるほど、まだ二人には余裕があったのです。

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随神門を通り過ぎるときも


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つららを見上げて

「あれが襲ってきたら怖いね」

的な冗談を交わすほど、まだ余裕があったのです。
余裕はここで消えました。

前から来た女性の方が、次の言葉を言った瞬間から、すべてが変わりました。

「そこの棒持っていった方がいいわよ」

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棒?

女性の方「できるだけ、太くて大きいのをね」

なぜだろう。熊でも出るのであろうか。

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と、見上げた私と友人の目に映ったのは

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これは雪山登山だ。
奥社への階段が雪に埋もれている。あ、宮司さんが雪かきを。

友「というか、社務所も奥社も雪に埋もれているのでは」

アイゼン持ってきてないよ。

友「大丈夫よ。棒もあるし」

この日の全集中力と全精神力は、この雪山登りに費やされました。
ああ、もしも転んだら全身びしょぬれー。着替えないよ。

友「大丈夫、来る途中にファッションセンターしまむらがあった」

しまむらに入る服が無い。

雪穴がぽっこり空いた状態の中に、奥社と社務所が見えました。
奥社と九頭竜神社はほぼ同じ場所にありまして、ご利益は「心願成就」と「縁結び」だそうです。
ああ、なのに祈願は「無事に下山できますように」となってしまいました。

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さぁ、降りよう…。友人、私を先に行かせて。

友「なんで」

落ちる時に巻き添えにしないで済む。

友「一度言ってみたかったセリフなんでしょ」

我が最愛の映画「タワーリングインフェルノ」でスティーブ・マックィーン演じるオハラハン消防士長のセリフでございます。正式には「お前が先に行け。落ちても他のヤツを巻き添えにしないで済む」ですが。

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無事下山。
ああ、祈願を使い果たしてしまった。

友「また夏に来たら」

とりあえず、コーヒー飲みたい。
祈願だけでなく、気力体力使い果たした。

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目の前に「奥社の茶屋」さんがありました。
ドリンクだけでも大丈夫かなぁ。

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店員さん「テイクアウトできますよ」

それでは、ホットコーヒー400円を。

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4月下旬なれど、まだ雪深い戸隠神社。

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コーヒーでボーっとしながら、またいつの日かの再訪を誓ったのでした。

友「雪が無い時にしようね」

そだね。

★★★★お店情報★★★★

奥社の茶屋

長野県長野市戸隠3506
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください