昔(明治・大正、昭和初期あたり)のレシピの面白さを知った今日このごろです。
最近、面白かったのがこの本。

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「ふるさとの味 おふくろの味」

栃木ローカルの古いレシピ本。
昭和52年の本なので、電子レンジを使ったレシピ無し。
「ミョウガ餅(ミョウガ本体ではなく葉を使う)」「干し柿のシソの葉巻き漬け」など、味が想像できない…。

「ユニークな味噌汁」「料理に風情をそえる葉と花」などのコラムも面白いのですが、コラムの中で気になった料理が一つ。

「塩原のじんごろうやき」(以下引用)
これは山仕事の安全を祈って神に供えたものです。
固めに炊いたご飯を半つぶしにし、山の形をかたどって三角形のおにぎりを作り、これを竹の串に刺してイロリで両面を焼き、さらにジュウネ砂糖、みそ、みじん切りのミカンの皮を混ぜて焼き、熱いうちに食べると美味しいものです。


お、おいしそう…。
どこかで食べられないかな(←自分で作るという発想はない)。
と、検索したら一軒だけ見つかりました。
場所は旧・塩原町(現・那須塩原市)。

行ってきます!

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来ました、みやじま釣堀園さん。
その名の通り釣堀ですが、

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お食事もいただけるのでした。
暖簾にある「甚五焼」が「じんごろうやき」のこと。

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さすが塩原、緑が豊かー。

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釣堀だー。
しかし私は釣りはできませんので(釣り針が怖くて触れない)、

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さっそくお食事いただきます!
時間は午前10時。
午前中のオヤツ的に、甚五焼一本(250円)ください。
お昼だったら、きのこめし定食+マス+甚五焼を食べたかったところです。

さて、噂の「じんごろうやき」ですが…。

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きっと家庭によってレシピは様々なんでしょうね。
本には「ジュウネ砂糖」と書いてあったけど、こちらは「ジュウネ味噌」
ジュウネってなんざんしょ(エゴマのことらしいです)。

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なるほど、由来は涙、涙…。

ところで、250円の甚五郎焼き一本オーダーでも

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イチから炭火で焼いてくださる上に

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お茶にお漬物までー。

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しかも、キュウリの皮も非常にご丁寧に。
きっとこちらのお店は、何を食べても美味しいに違いない…。
ちなみに、きのこご飯のきのこって、なんでしょう。

「今だったら、クリタケ、マイタケ、シイタケ…」

うっ。
近々再訪しようかな。

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でも今日は、甚五郎焼きを。
山の神に祭礼で供える料理、神様いただきます!

脳内BGMはアレしかありませんね。
紅白のトリでお馴染み、サブちゃんの…。

山の神、今年もありがとう〜。
わたし、全然山登り出来なかったけど。

予想の味としては、栃木県民にはおなじみ「いも串」に塗ってあるような、甘じょっぱい柚子味噌みたいの想像してたのですが

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意外に甘くない。
どこーとなく、山椒味噌的な?

炭火で焦げてカリカリ食感、そして香ばしい!
大人のオヤツのようです。

自分の中の「栃木県民度」がディープになったような、そんな気がいたしました…。

そして、前述の本「ふるさとの味 おふくろの味」に出てきた、わたし的一等賞はコレ。

材料
・白ごま 50g
・青じそ 60枚
・ニンニク 2個
・レモン 4個
・焼酎(35度) 1.8ℓ
・砂糖 1kg

作り方
1.青じその葉はよく洗って水切りする
2.ニンニクはさっと蒸す
3.レモンは輪切りに
4.すべて焼酎、砂糖に漬ける
5.約2か月後に飲める
※飲むときは、こして薄めて飲むこと

料理名
「混合油」

なぜ。


目次には混合「酒」で掲載されているので、誤植かとは思いますが、それでも謎料理。

★★★★お店情報★★★★
那須塩原市上塩原95
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください