先日亡くなった夫は、今年の10月に「余命は年内」と宣告を受けました。
元々の本人の希望もあり、余命は伝えていました。
ただ、そのころは鎮痛剤(モルヒネ系)も効いていたので
「俺、年内余命って感じ全然しないんだけど」と笑ってました。

11月上旬、医師から「最後の退院になると思います」と言われ、帰宅させました。
これから年内、夫が動けるうちに、とにかく夫の行きたいところに行かねばと
可能な限りお店を訪問することにしました。

夫が大好きだったお店の一つがうず-uzu- cafe&日本酒さん。
月に一回だけある「鮨ナイト」にも皆勤賞レベルで参加してました。
7月と8月は夏場で鮨ナイト自体がお休み。
再開した9月と10月は入院期間に当たっていたので、いけませんでした。

11月、夫の体調もまだ大丈夫で、食欲もある。
これがラストチャンスかもしれないと思いつつ、予約をして伺いました。


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夜の巴波川を眺めるなど、「鮨ナイト」が無ければ、なかった体験でしょう。

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そして、uzuさんへ。

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お酒はもちろん飲めないので、お茶で乾杯。

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こちらが「本日のネタ」。

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最初に出てきたこちらは茶碗蒸しかと思いきや

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「飯蒸」。ホッキ貝がコリコリして、ゆず風味が美味しかったです。

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スズキとしめ鯖。
夫はuzuさんのしめ鯖が大好きで、必ず注文してました。
スズキは咀嚼するごとに旨みが溢れてきました。

アイナメの昆布締め(撮影忘れ)。
ぷにぷに食感。

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ブリ。
ねっとり食感。柚子胡椒でさっぱり。

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赤身のづけ。

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カマスの棒寿司。
香ばしい!

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アジの酢洗い。
肉厚で、サッパリ。

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メモ忘れ。
殴り書きが合っているなら、金目鯛の昆布締め。

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穴子の白醤油煮。
最後に笹に包んで炙ってくださるので、ほっこりと香ばしい。

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私がこの世でいちばん好きな寿司、それは「トロタク巻」。

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アラの汁物で締め。

夫はとても満足そうでした。

ご主人には「12月の鮨ナイトもお待ちしてますね」とお声をかけていただき
夫も「ぜひ」と笑っていましたが、
帰宅後、「次回は無理かな」とつぶやいてました。

そして、夕食に出かけることができたのは、これが最後となりました。

自宅での最後の「夕食」の思い出は、最後の入院になる数日前(12月上旬)。
このころは殆ど食べられず、「何か食べられる?」と私が訊いたら
「リンゴが食べたいけど、半分でいい」というので、リンゴを剥いて半分こしました。
夫はソファに腰かけ、シャリシャリとリンゴを食べながらテレビを楽しそうに観て
私はその隣に正座して「この番組面白いね」と声掛けしました(多分、食べ歩き番組)。

なんてことない光景ですが、生涯、リンゴを見るたびに思い出すかもしれません。

★★★★お店情報★★★★
うず-uzu- cafe&日本酒Instagram
栃木市湊町10-12
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください
★★★★訪問履歴★★★★
十回目 
十一回目 
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