そもそも走るキッカケになったのはこちら 。
東京マラソンに出ることになったのはこちら 。
前編 からの続き。
いよいよハーフマラソンスタート。
さすが一万人の参加者。
私がスタートを通過するときには、既にロスタイムが5分でした。
えーと、最初の関門だけ通過すれば、後の関門は私のタイム的には
問題ないはず。
行くぞー、スタートダーッシュ!
どすどすどすどす(←ダッシュ)
でも、最初はゆっくり走るタイプの私にはキツいなぁ。
うっ、息が乱れるっ。
でも、最初の関門までは、なんとしても…
通過っ。
タイムは…うおっ。早いっ。関門閉鎖まで10分も余ってる。
キロペースでいくと、6分切ってる。
やったああ。
…で、コレで…
あ、力が尽きた。
ちょっとペース落とそう。
…
なんか我ながらゆっくり走ってるなぁ。
キロ表示と腕時計見比べて…
うわっ。キロ10分ペースだよっ。
なんじゃこりゃ。
これじゃ、次の関門で引っかかっちゃうじゃないか。
ダメだ、スピードアップー!
わーん、ペース配分メチャクチャ。
そのせいか、呼吸も乱れっぱなし。
で、7キロ過ぎたあたりから、しばらく直線コースで…
うわっ。
反対車線、もうトップのランナー折り返してきたっ。
なんとカッコいい、白バイに先導された姿…
うっとり。
で、私も折り返して、先ほどの反対車線を走ってくると
反対車線(つまり、先ほどまで私が走っていた車線)に
俗称:護送車がゆっくりついてくる。
あちらは白バイ、こちらは護送車、ああ、なんという格差社会。
悲しさのあまり、スピードが落ちました(で、またペースが乱れる)
落ち込んでいる割りには12キロ過ぎた。
…
あ。そろそろ、補給タイムだ。
いちおー、栄養補給については計画を練ってきまして
12キロを過ぎたら
こないだ、参加記念でもらったパワージェル(いちばん左の)を
食べようと思ってました(というか飲む)。
走りながらいただきます。
…
……
………
どうしよう。
マズい。
そして、このドロドロとした食感。
ううう、これは…
水、水ー!
給水所はどこー!
そしてスピードがあがってしまう私でした。
14キロ通過。
水、みずー!(給水所がまだ無い)
沿道の男の子「頑張ってー。ゴールまであともう少しだよー」
もう少しってどのくらい。
男の子「7キロくらい?」
少しじゃないよおぉっ。
とツッコミつつ、「ありがとぉ~」と御礼を言って去っていく私でした。
あー!給水所だ。水水。
ああ、生き返った。
で、このあたりで中学校を通過したのですが
吹奏楽部の皆様が演奏してくれたり、
野球部の皆様がユニフォーム姿でハイタッチしてくれたり
わー、これは楽しいっ。
17キロ通過。
うーん、そろそろ自己最長距離を記録するワケか。
でも、あまり疲れてないなぁ。
さっきの、マズかった(すんません)パワージェルのおかげなんだろうか。
18キロ通過。
…
なんか段々腹が立ってきた。
なんで私こんな長い距離走ってんだろ。
19キロ通過。
このあたりで、最後の橋(つまりは坂)通過。
で、橋を降りた私の目に映ったのは、もう歩いているランナーたちの姿でした。
私はと言うと…
まだ体力的には大丈夫。走れる。
ということは…
抜ける。
ガンガン抜けるっ。
10人でも20人でも30人でも。
行きまーす!
…
おかしいなぁ。
なんで抜けないんだ。
自分では走っているつもりでも、スピードは遅いんだろうか。
でも、もう少し、そう、あの角を曲がれば…
ゴール!
やったあああああ。
ハーフマラソン完走したー。
が、喜びも涙もなく、
「あー、終わった終わったー」
と、大掃除を終えたお父さんのような心境でした。
タイムは…
2時間32分。
一般的な制限時間の2時間半は過ぎてしまったけど
この大会はそれより長いから、十分合格。
ま、いいか。
…しかし…
気゛持゛ぢ悪゛いいいい。
ううう、何も口にしたくない。
ううう、味もよく分かんないけど、でも嬉しい。
この後、温泉に行って、やっとこさ
帰り道の宇都宮線(グリーン車)。
エキュートで買ったカツサンドとビールで、やっと乾杯の心境&体調になりました。
18キロ走の時に1200カロリー消費したから、
ハーフだから1500くらい消費したかな。
カツサンド食べても問題ないよね、あっはっは。
1キロも走れなかった元旦から11ヶ月。
ハーフラマラソンを完走できるまでになりました。
そんな自分にかんぱーい。
宇都宮に帰ってきて、キレイな夕空を見上げながら…
…
いや、乾杯どころじゃないよ…。
やばい。
ハーフは完走したけど、フルはこの二倍走らねばならない。
このヘナチョコ加減で、二倍も走れるのか。
しかも、今日はペース走どころではなかったではないか。
結果的にはゴールできたとは言え。
東京マラソンまであと三ヶ月。
どないしよ。
このままでは、まずい。
続く。

