丸の内外資系OLの友人と征く和歌山・熊野古道の旅。


1000円グルメの旅 from 宇都宮 to 47都道府県


歩いておりますのは、中辺路。

歩き始めてもう何時間になるのだろー…

なんかもう無我の境地になってきた。悟りを開けるのではなかろうか。

ご本尊はアイスコーヒーで。

なんでこんなどうでもいいこと考えてるんだ。(無我になってない)

あ、そういえば、私が山登りするきっかけになった「山登りはじめました」 に

山登りの途中、なぜか無関係な歌が頭を流れるって描いてあったな…

確か、作者の鈴木ともこさんは「おそまつ君音頭」だったっけ。


友「…あーかい あかーい~…赤い仮面のV3~」


友人、なぜに仮面ライダーV3の主題歌を…


~しゅらしゅしゅしゅ~


ちーちよー はーはよー いーもーおーとーよ~♪(←つられて歌っている)


友「あ!もうすぐ…」


えっ!もしやゴール!?


友「いや、当初歩く予定だった2時間コースに入る」


………


友「ほら、言ったじゃないの。そのコースには、カフェがいっぱいあるのよぉ」


がんばるわー!わたしーっ。


そして、目に入る光景も

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人里になりました。


友「ほら、良かったねー!」

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友「あと四キロでゴールだってよ!」


四キロ!

もう感覚が麻痺してるんで距離感分からない。

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そして、うーん、靴が、山靴が重い。

古賀志山で靴慣らししてきたとはいえ…


友「ほら、お茶屋だよー」

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おお!

コーヒーがあるっ。

「カフェ」というよりも、このようなラブリーな「お茶屋」さんを何軒か見かけました。

でも、もうちょっと、もうちょっとゴールに近づいてからにするー。

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友「あそこにしようか。温泉コーヒーだってさ。200円」


私は今、アイスコーヒーしか飲みたくない。

なんで熱いモノが飲めましょう。

というワケで



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アイスコーヒー。

ああああああああ、美味しいっ。


友「あんた、飲む前に言ってんのね」


実際に飲んでも、心理的に非常に美味しいっ。

正直、ヘロヘロ状態でもう味わかんない。

っかー、生き返るっ。


友「わぁ、本当に温泉の味だぁ、この珈琲」

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なんで暑い時に熱いモノを…


友「一口だけ!味見してみなよ」


え゛ー、一口だけだよ。

あら、不思議ーっ。

疲れが吹っ飛んでいく感じ。


友「でしょー!? 熱い飲み物の方がこういう時いいのよ」


うんうん。


友「交換しないよー」



この後、帰る時まで友人は「あの温泉の味は忘れられない」とつぶやいてました。

が、私は温泉の味は全く分かりませんでした。

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でもいいのさ、私のアイデンティティはアイスコーヒーでボーっ。

ところで

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お茶屋さんの前は伏拝王子跡。

このような「~王子跡」がいっぱいありまして、私はてっきり古代の皇子様が

お寄りになった場所かと思ってたのですが


友「王子とは祠のことだそうです」


へー。


友「さて、行くぞー!ホントにあと少し」


ここで最後の場面転換。

しゅらしゅしゅしゅ~。


友「ほら、ごらんー!」

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何を。


友「ほら、中央の右あたり」

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友「右下!鳥居だよ!目的地、熊野大社の大鳥居!もう見えるよ」


おおおお!


1000円グルメの旅 from 宇都宮 to 47都道府県


8時間の道のりを経て

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ついに到着…。


続く。


★★★お店情報★★★

伏拝茶屋

和歌山県田辺市 伏拝王子の前

営業日 土日祝日のみらしい