母方実家は、その昔、東武宇都宮線江曽島駅近辺にございまして、わたくしが
幼少のみぎりには、お正月ともなると、母方親戚が実家に集まり、ささやかな宴を催しました。
その宴に決まって登場したのが、「近所で買ってきた」という
でっかい、いえ、大きな唐揚げ、今で言うところの「かぶと揚げ」、
宇都宮名物のアレでございます。
それが本当に美味しく、正直なところ、お年玉よりもソレ目当てで実家に行っていたような
ものでございます。
代替わりと共に、実家に集うこともなくなり、カブト揚げもそれ以来は食べておりませんでした。
しかし、食べたいので母に訊いても「お店の名前覚えてなーい」と言われるだけで
不明でございました。
あの時代からン十年。あのお店も、まだあるかどうか。
…と遠い目になっていたら、江曽島に、カブト揚げが人気のお店があるとな。
もしやっ。
と、仕事の帰りにバスに飛び乗り、県立がんセンター前で降り、ちょこっと歩いたところにある…

みよし さんに来てみたんでございます。
お持ち帰りもできて、主婦の方々が次々に入ってくる。
お店の前に貼りだしてあるのが

こちらのメニュー。
うっ。
丸揚げ!一羽2200円!
あ、それじゃないか、思わず視線が行ってしまった。
あったあった、カブト。大中小とある。
よし、入ってみるぞ(`・ω・´)
バスで来たのはもちろん、飲む気満々だからです。
こんばんは。
とりあえず生中で。
お通し。しみじみと庶民的に美味しい。
生ー。
あー、美味しい(T▽T;)
さて、ちょっと重要かつ核心な質問。ご主人、このお店はいつから営業されてますでしょうか。
過去15年以内だったら、少なくとも記憶のお店とは違う。
「んー、30年くらい」
どきん。
で、では思い出かもしれないカブト揚げを注文します。
大中小かー。サイズ訊いてからにしよう。
小ってどのくらいでしょう。
「ゲンコツくらい。お客さんなら小で充分だと思うよ」
えっ。そんなこと言われたら大頼めないっ。
と言いつつ、哀しい婦女子心。
ええ、小いただくわ(T▽T;)
でも、揚がるまでに時間もあるし、口コミで評判であります
レバ刺しくださーい。
幼少のみぎりは、レバーは天敵だったのに、いやー、大人になると味覚変わるな。
キター。
美しいっ。
いただきます…
きゅるきゅる、ぷりっぷり。
全然くさくない、美味しい(><;
それともう一つ、
鶏皮焼き(塩)。
余計な脂が全部落ちてて、カリッカリのパリッパリ。
美味しい(><;
でもって、
カブト揚げキター。
ゲンコツサイズと聞いていたから、小さいんかと思ってたら
三次元で攻めてくる大きさ。
まさにゲンコツ。
で、ではいただきます…
どきどき。
ご主人「どう、思い出の味?これだった?」
うーん。
正直分かりません(T▽T;)
記憶のは、もっと味がキツかったような気がするし、衣も、パリッパリじゃなくて
しっとり系だった気がする。
けど、当時は酒のつまみじゃないし(年齢的に)、テイクアウトで冷めてたし、
味の共通点みたいなのも感じる気もしますが、何とも言えませぬ。
ご主人「この唐揚げが思い出ってお客さん多くてねー。北海道から宅急便で送ってくれって
言われたり、お正月で帰省すると、毎日唐揚げ食べにきたり」
カブト揚げが思い出の味ってお客さん多いんですねー。
餃子だけじゃないもーん、宇都宮。
さて、シメの炭水化物。
けんちんラーメンというのが非常に気になったんですが、
ちたけうどんにしよう。
乾麺をでっかい鍋で茹でていたので、期待。
で、びっくり。
私の味覚ライブラリーに無いタイプのちたけうどん。
ラーメンのお汁的なスープに、具的にちたけが浮いている。
乾麺ツルツルー。
以上で三千円でございました。
美容と健康のために、帰り道は歩こう…
で、やはり気になって、母に電話してみました(`・ω・´)b
もしもし、あのお店って、もしや「みよし」さんじゃないのっ!?
母「覚えてなーい」
うわーん(T▽T;)
★★★お店情報★★★
栃木県宇都宮市江曽島本町11-16
営業時間:不明
定休日:月曜日
※お店情報は訪問当時のものです


















