丸の内外資系OLの友人と行く、山口県二泊三日ふたり旅。
これでゆっくりと空港に戻って最終回と思ったのですが。
友「津和野行こう、津和野!せっかくだし。時間的にも間に合うでしょ」
萩から空港へは、車で
→
↑
な感じで行けるのですが
津和野経由だと
↑
↑
→
な感じになるのでした。
まぁ、4時間もあるし、大丈夫かな。萩津和野間って、車で1時間くらいだって
いうもんね。
一般道だから運転は私か。
では、レッツゴー。
~30分経過~
友人…
友「はい」
山越えは想定していたんだけどさ。
友「はい」
積雪があるなんて想定してないっ。
なにこれ、20センチはあるよっ。
友「あんた雪道運転得意でしょ。名にしおう栃木県民だもん」
わたし、雪降ったら運転しないよ。
友「え?だって毎年スタッドレスタイヤに替えてんじゃん」
あれはお守りというか、緊急避難用。
友「でも、もう戻れないでしょ。ここまで来たら。
進むしかないよ。幸いにも、前にも後ろにも車いないから
時速5キロくらいで、ゆーっくり行って。
ところで、この車ってスタッドレス?見てみよか?」
オプションにチェックは入れなかった。
山口県で車借りて、デフォルトでスタッドレスとは思えない。
友「降りてタイヤ見ても絶望するだけだね」
見たってノーマルがスタッドレスに変身するワケでなし。
友「わたし、冬の日光とか鬼怒川に、ノーマルタイヤの車で来て
泣いている東京ナンバーの車を生暖かい目で見ていたけどさ。
これからは優しい目で見守ることにするよ」
そうだねえ。
私たち絶対、生暖かい目で見詰められてるよね、いま。
友「大丈夫、誰もいない」
辞世の句をお互いにひねりながら進むこと1時間。
救いは、アイスバーン状態ではなく、降りたてホヤホヤのサクサク雪だったことで。

つ、着いた…。
津和野…。
友「生きているって素晴らしいことだね」
ところで、来ること想定していなかったから
どこへ行ったらいいのか分からない。
友「あ、神社行こう」
こちらは太皷谷稲成神社。
お稲荷様だからか…

お揚げをお供えするんですと。
友「無事についたから、御礼のお供えするぞっ」

日本五大稲荷神社の一つなんだそうです。
お揚げを買ったら、マッチとろうそくもついてきました。
友「よしっ。御礼を申し上げるぞっ」
せーの、
ありがたやありがたや~
友「ここまで苦労して来て、街中は車窓からってのも、もったいないねぇ。
お茶くらいしていこうか。どっかお店知らない?」
来ること想定してなかったら調べてないよっ。
るるぶかマップルでチェックだ。

というワケで、ガイドブックに載っていた
喫茶木の実 さんに来ました。
懐かしの喫茶店テイスト。
私はこれにしよう。
レアチーズケーキセット680円。
友「私はロールケーキにする」

きたー。

甘味強い系でしたが、この甘さが
心身共にヘロヘロ状態の身体に染み渡り、
非常に癒されました。

それでは、熟練のマスターが淹れたコーヒーで
ボー…っとする私は、この「想定外雪山越え」は、これから起きる
もっと想定外のことの、助走じゃなくて序章にしか過ぎないことを
まだ知るよしもなかったのでございます。
友「さて、空港行ってお終いか」
そだね(←知るよしもない)
続く。
★★★お店情報★★★
島根県鹿足郡津和野町後田ロ369-4
営業時間&定休日 上記リンクをご参照ください

