丸の内外資系OLの友人と征く和歌山・熊野古道の旅。

歩いておりますのは、中辺路。
歩き始めてもう何時間になるのだろー…
なんかもう無我の境地になってきた。悟りを開けるのではなかろうか。
ご本尊はアイスコーヒーで。
なんでこんなどうでもいいこと考えてるんだ。(無我になってない)
あ、そういえば、私が山登りするきっかけになった「山登りはじめました」 に
山登りの途中、なぜか無関係な歌が頭を流れるって描いてあったな…
確か、作者の鈴木ともこさんは「おそまつ君音頭」だったっけ。
友「…あーかい あかーい~…赤い仮面のV3~」
友人、なぜに仮面ライダーV3の主題歌を…
~しゅらしゅしゅしゅ~
ちーちよー はーはよー いーもーおーとーよ~♪(←つられて歌っている)
友「あ!もうすぐ…」
えっ!もしやゴール!?
友「いや、当初歩く予定だった2時間コースに入る」
………
友「ほら、言ったじゃないの。そのコースには、カフェがいっぱいあるのよぉ」
がんばるわー!わたしーっ。
そして、目に入る光景も
人里になりました。
友「ほら、良かったねー!」
友「あと四キロでゴールだってよ!」
四キロ!
もう感覚が麻痺してるんで距離感分からない。
そして、うーん、靴が、山靴が重い。
古賀志山で靴慣らししてきたとはいえ…
友「ほら、お茶屋だよー」
おお!
コーヒーがあるっ。
「カフェ」というよりも、このようなラブリーな「お茶屋」さんを何軒か見かけました。
でも、もうちょっと、もうちょっとゴールに近づいてからにするー。
友「あそこにしようか。温泉コーヒーだってさ。200円」
私は今、アイスコーヒーしか飲みたくない。
なんで熱いモノが飲めましょう。
というワケで

アイスコーヒー。
ああああああああ、美味しいっ。
友「あんた、飲む前に言ってんのね」
実際に飲んでも、心理的に非常に美味しいっ。
正直、ヘロヘロ状態でもう味わかんない。
っかー、生き返るっ。
友「わぁ、本当に温泉の味だぁ、この珈琲」
なんで暑い時に熱いモノを…
友「一口だけ!味見してみなよ」
え゛ー、一口だけだよ。
あら、不思議ーっ。
疲れが吹っ飛んでいく感じ。
友「でしょー!? 熱い飲み物の方がこういう時いいのよ」
うんうん。
友「交換しないよー」
…
この後、帰る時まで友人は「あの温泉の味は忘れられない」とつぶやいてました。
が、私は温泉の味は全く分かりませんでした。
でもいいのさ、私のアイデンティティはアイスコーヒーでボーっ。
ところで
お茶屋さんの前は伏拝王子跡。
このような「~王子跡」がいっぱいありまして、私はてっきり古代の皇子様が
お寄りになった場所かと思ってたのですが
友「王子とは祠のことだそうです」
へー。
友「さて、行くぞー!ホントにあと少し」
ここで最後の場面転換。
しゅらしゅしゅしゅ~。
友「ほら、ごらんー!」
何を。
友「ほら、中央の右あたり」
友「右下!鳥居だよ!目的地、熊野大社の大鳥居!もう見えるよ」
おおおお!

8時間の道のりを経て
ついに到着…。
続く。
★★★お店情報★★★
伏拝茶屋
和歌山県田辺市 伏拝王子の前
営業日 土日祝日のみらしい
























